佐々木健介といえば2014年に突如プロレスラー引退を発表し、"鬼嫁"北斗晶の夫として世間では「優しい旦那」というイメージが強い。しかしその健介を恨んでいるレスラーは数多い。

恨まれている理由は練習生に対する常軌を逸した"かわいがり"であると言われている。

新日本プロレスのコーチ時代


健介は新日本プロレスで現文部科学大臣である馳浩と共に新日本プロレスの道場でコーチをしていた。その時に練習生だった中西学、永田裕志、小島聡、天山広吉、安田忠夫は健介のシゴキを受けたと告白し、安田忠夫はインタビューで「当時新日本の合宿所にいた人間で佐々木さんのことを好きな人間は誰もいないです」と述べた。
また、現在ヒールレスラーとして活躍している真壁刀義も「新弟子時代に理不尽なシゴキを受けていた」と健介の名こそ出さないものの、暗に健介を批判をしている。

佐々木健介も関係? 新弟子の死亡事故


健介は新日本プロレスのコーチ時代、新弟子が練習中の事故で死亡したことがある。週刊誌の記事によると、みんなでスパーリングをしている時に頭を打ったのであり、健介も警察の取り調べに対して「練習中の事故」と述べていた。

だが、当時新日本プロレスに参戦していた元WWEのクリス・ベノワは自らの著書で「あれは殺人事件。危険なスープレックス(投げ技)を繰り返し、危険な角度で落としていたらしい」と言及。伝聞だと前置きされており、名前も伏せられているが、解釈によっては健介が「犯人」とも捉えられる書き方がされている。

佐々木健介の弟子 シゴキを告白


最近では、健介と北斗が立ち上げたダイヤモンドリングに所属した西川潤が、ブログで健介からのシゴキを告白した。ブログによれば『周りをキョロキョロ見渡し人がいないのを確認すると、思いっきり殴りかかってきました』『髪をわし掴みにされ、コンクリートの壁に頭を打ち付けられた』などの告白内容。
しかし、これについて健介と北斗は即座に否定している。とはいえその後、西川のブログは突然閉鎖され、ダイヤモンドリングを退団するなど不可解な点も多い幕引きとなった。

プロレスラーとしてはIWGP王座、三冠王座、GHC王座とメジャータイトルを取ったこともあり、紛いなきトップレスラーだった健介。
しかし自ら立ち上げた団体であるダイヤモンドリングは選手の退団、怪我による引退が相次ぎ選手の確保ができず実質解散状態。
これらの事を鑑みるとTVで見せる優しい顔の裏には、凄まじいまでの暴力的な顔が健介にはあると言わざるをえない。

(篁五郎)

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