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「同志みたいな感じ」尾崎豊と斉藤由貴の不倫交際を振り返る

この時、初めて接点をもったわけですが、尾崎にとって、斉藤は既に特別な存在だったといいます。何でも、彼が覚せい剤不法所持で留置所生活をしていた際、彼女のグラビアに慰められたのだとか。
その様子は、尾崎の短編小説『フェアリー・ウィスパー』から読み取ることができます。「傷害で逮捕された青年が、牢屋でナナ・グレイスというアイドルに思いを馳せる」というストーリーになっており、ナナ・グレイス=斉藤という図式に当てはめると、尾崎の強い想い入れが窺い知れるのです。

かくして、出会った2人はすぐに意気投合。雑誌が発売された僅か2ヶ月後には、北海道で仲睦まじく肩と顔を寄せ合う姿を一般人に撮られており、その写真が雑誌『Friday』に掲載されます。尾崎は1988年に結婚している身だったので、いわばこれは不倫旅行。時代を代表するポップスター同士の不貞行為は、当然、大きな波紋を呼びました。

不倫交際を「同志」と言い換えた斉藤由貴のセンス


事実が公になってから、ほどなくしたある時。申し開きの場として、斉藤由貴に記者会見の席が設けられました。ここで彼女は印象的な一言を言い放ちます。

「彼と私は同志みたいな感じ」
当時でさえ、前時代の社会主義用語として古めかしい言い回しとなった「同志」というフレーズをあえてもってくるあたり、かなりのセンスではないでしょうか。どんなに言葉を尽くそうが、不倫関係であることは揺ぎない事実。で、あるならば、他のポジティブな言葉、それも嘘のない一言で表現しようという、彼女の意図が感じられます。
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