しかし、2012年に公開された「踊る大捜査線FINAL」の撮影に入る際、織田と柳葉は監督やプロデューサーを交えて食事会をしたという。その時に柳葉が織田に「最後なんだしお互いに頑張ろう」と声をかけ、最初は無愛想だった織田も最後には打ち解けていったと当時の『週刊文春』が報じている。

また、「踊る大捜査線FINAL」公開前には、織田と柳葉の対談が実現している。この時織田は「柳葉さんが『ここはちがうんじゃないか?』と言うとスタッフに緊張感が走るし、僕も青島の視点だけでは気づかなかった事に気づかされる」と柳葉への思いを語り、柳葉は「元々はバラエティ好きだから湾岸署の雰囲気が好きで入りたかった。でも、できるだけ入らないようにして室井をやろうと思った」と室井への役作りを話している。

こうして当事者の話を振り返ってみると、不仲というよりもお互いがそれぞれ高いプロ意識を持って役柄を演じた結果、不仲説が一人歩きしたように思える。
15年間本気ぶつかり合ってきた二人だけにしか分からない世界があるのかもしれない。

踊る大捜査線 vol.5(第8話 第9話) [レンタル落ち]