90s

「体力の限界」千代の富士引退と若貴ブームの熱狂 90年代前半の大相撲

千代の富士が引退 群雄割拠に


そして1991年の夏場所、休場明けの千代の富士は初日に貴花田に敗れ、3日目にも貴闘力に敗れると引退を表明。記者会見では、涙をこらえながら「体力の限界、気力もなくなり引退する」と語った。
大横綱が土俵を去ったこの年に、同じ横綱の大乃国も引退。他の2人の横綱も休場がちで、6場所全て優勝力士が異なる(北勝海、旭富士、霧島、小錦、琴錦、琴富士)群雄割拠の時代となった。

この年には小兵力士の星として「技のデパート」舞の海が新入幕。170cmそこそこの身体で、当時飛ぶ鳥を落とす勢いで上がってきていた巨漢曙を「三所攻め」で破るなど活躍した。

世代交代の大波が飲み込んだ1992年


1992年になると、旭富士、北勝海が相次いで引退。1年前には4人いた横綱があっという間に不在になるという状況下、貴花田、曙がそれぞれ2回ずつ優勝。
曙はこの年若貴に先んじて大関に昇進し、霧島が大関から陥落。世代交代の大波が完全に旧世代を飲み込んだのがこの年であった。
当時、元大関貴ノ花の藤島部屋が進境著しく、若貴、安芸乃島に加え貴闘力、貴ノ浪なども上位で活躍し旋風を巻き起こした一方、曙に続けとばかりにハワイ出身の武蔵丸もいっきに三役まで上がってきた。

しかし、この年の相撲界最大の話題といえば、何と言っても貴花田と宮沢りえの婚約である。手をつないだ婚約会見は世間をあっと言わせ、誰もがその意外性と話題性に驚いたのだった。
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