90s

デビューはキムタクの代役だった!? 映画『御法度』で初主演した松田龍平

結果、松田は、日本アカデミー賞、キネマ旬報、毎日映画コンクール、ブルーリボン賞をはじめ、その年の新人賞を総嘗め。「松田優作の長男」という前評判に恥じない実績を、自分の力で創り上げたのです。

主人公を木村拓哉にする予定だった?


こうして、松田龍平が華々しいデビューを飾った『御法度』ですが、本作には一つ、裏話があります。
先述した大島渚の主役探しにおいて、最初から松田龍平に狙いを定めていたのかと言うと、実はそうではありません。彼には構想段階から「こいつでいこう!」と決めていた別のタレントがいました。その人物こそ、誰あろう木村拓哉だったのです。

大島監督は、新撰組に亀裂を入れるような妖しい男はキムタクしかいない、と常々語っていたそうです。映画公開当時、このSMAPメンバーの年齢は27歳。93年にドラマ『あすなろ白書』で脚光を浴びたときは21歳、96年『ロングバケーション』でブレイクしたときは24歳、97年『ラブジェネレーション』で人気を不動のモノにしたときは25歳……。
確かに、20代前半から中頃にかけてのキムタクは、大島が言うように何ともいえない妖しさ、もといオトコの色気を全身から発している美男子でした。

ジャニーズ事務所へオファーするも断られる


そんな稀代のスターを映画の顔に据えたいと考え、大島監督の意図を組み、制作者サイドはジャニーズ事務所に木村の出演を打診。ところが「ホモセクシャル」を題材としていることに難色を示されて断られてしまいます。結果、次善策として選ばれたのが、松田龍平でした。

松田は松田で新人らしからぬ素晴らしい演技を披露していたのですが、あの役を脂の乗りきったキムタクが演じたら、果たしてどんな作品になったのか……。ファンでなくても、ちょっと見てみたいというものでしょう。
(こじへい)

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