子どもも大人も大好きなカレーライス。茶色のカレースパイスと香ばしいにおいが食欲をそそる。
そんなカレーの色には茶色だけではなく、黄色、紫、そしてなんとピンク色のカレーがあるとか。女子が大好きなピンク色とはいえ、味は美味しいのか。実際に食べに行った。


プリンセス体験ができる「いがらしゆみこ美術館」


岡山県の観光名所である倉敷。徒歩10分ほどで観光地として人気の倉敷川畔の美観地区や本町・東町がある。
少女漫画の巨匠・いがらしゆみこ先生の美術館ではカレーがピンク色だった

そんなエリアの脇道を通っていくと、他とは一線を画した赤と白を基調とした外観からして女子向けの建物が!
少女漫画の巨匠・いがらしゆみこ先生の美術館ではカレーがピンク色だった

実はここ少女漫画の巨匠・いがらしゆみこ先生の世界を体験することができる「いがらしゆみこ美術館」なのだ。

その中でも、プリンセス体験は2016年に体験者2万人を突破したほどの人気ぶり。
色とりどりのドレスから好みのものを選択し、撮影が可能だ。これ目当てで来館する方が後を絶たない。
少女漫画の巨匠・いがらしゆみこ先生の美術館ではカレーがピンク色だった

ドレスを着なくても、顔だけ出してプリンセス撮影もできる。
少女漫画の巨匠・いがらしゆみこ先生の美術館ではカレーがピンク色だった

なんと、いま大人気のスマホアプリ「ポケモンGO」の「ポケストップ」(ゲーム内でアイテムが貰える場所)にもなっているので一石二鳥! なんと、美術館自体が「ポケモンレアキャラクターなど大量出現」と宣伝。スマホの充電やWi-Fiが無料で利用できるようにしていた。
少女漫画の巨匠・いがらしゆみこ先生の美術館ではカレーがピンク色だった

こちらの美術館に併設されている「カフェプリンセス」に噂のピンク色のカレーがある。



王子とプリンセスが出会うロマンティックなピンクカレー


こちらが「プリンセスピンクカレー」だ。
少女漫画の巨匠・いがらしゆみこ先生の美術館ではカレーがピンク色だった

カレーがピンク色なのは、岡山県産の赤ワインを入れているからだ。ワインが入っているからと言って大人向けかというとそうでもなく、アルコール分を全部飛ばしてあるので、お子さまでも安心! また、中に入っている鶏肉やたまねぎペーストも全て県内産なので、岡山の恵みをふんだんに味わえる。

プリンセスピンクカレーは、いがらしゆみこ美術館とほぼ同時期に新しいものを作ろうということで始めた事業の一つ。プリンセス体験と同時に、プリンセスが食べたくなるようなピンクカレーを作ろうということで、練りに練ったものだ。カレー屋さんが何度も試作品を作り、学生やデザイナー、市役所の方、フード関連の方が試食を繰り返してできた血の滲むような努力でできたもの。
その独特の個性だけではなく、味も期待できる。

お店では真ん中にバラが入ったハートのライスが出てくる。このままでは、王子とプリンセスがの間に障壁があって、出会えない!
少女漫画の巨匠・いがらしゆみこ先生の美術館ではカレーがピンク色だった

そこで我々が手助けをする。こちらのワイングラスに入ったピンクのカレー。
少女漫画の巨匠・いがらしゆみこ先生の美術館ではカレーがピンク色だった

これを注いであげると……
少女漫画の巨匠・いがらしゆみこ先生の美術館ではカレーがピンク色だった

ハートが満たされて二人が出会う。夢と希望を叶えて、愛が生まれるという設定だそうだ。
なんてロマンティック! 野菜の旨みも凝縮され、味わえば味わうほどに深みがある。
少女漫画の巨匠・いがらしゆみこ先生の美術館ではカレーがピンク色だった


レトルト版が販売されているため、気に入ったら自宅でも味わうことができる。
少女漫画の巨匠・いがらしゆみこ先生の美術館ではカレーがピンク色だった

ピンク色のカレーは個性的というだけではなく、岡山県民といがらしゆみこ美術館の努力と愛が詰まった胸きゅんなプリンセス気分が楽しめるものでだった。

【カフェプリンセス】
住所 岡山県倉敷市本町9-30
営業時間 10:00~17:00(GW・夏休み期間中は9:00~18:00)
電話番号 086-426-1929