SUPER JUNIOR イェソン＆佐々木希初日舞台挨拶。「大切な思い出に」／レポート

2016年11月04日(金)11:00

SUPER JUNIOR イェソン＆佐々木希初日舞台挨拶。「大切な思い出に」／レポート

■イェソン（SUPER JUNIOR）、佐々木希／映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』初日舞台挨拶レポート
（※画像17点）
2016.11.03（THU）at 新宿ピカデリースクリーン1

SUPER JUNIORのリード・ボーカル、イェソンと、映画・ドラマ・CM・雑誌等で幅広く活躍している佐々木希が初共演で、W主演を果たしたロマンティック・ラブストーリー、映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』が11月3日（木）、公開初日を迎え、新宿ピカデリースクリーン1にて舞台挨拶が行われた。

恋人にフラれ、沖縄出張中に会社がツブれたイェソン演じるヨンウンと、韓国語をマスターしなければ旅行会社をクビになる、佐々木が演じるシングルマザーのさくらが出会い、韓国語の先生と生徒という関係から、徐々に距離を縮めて行くという心温まる物語。上映後の会場にイェソン、佐々木希と朝原雄三監督が登壇。約30分に渡って、観客との時間を楽しんだ。

まずは挨拶から。イェソンは「こんにちは」と日本語で挨拶すると、すぐに「イェソンらしく行きます！」と言って、「お元気ですか～」とライブでステージに立つときのように叫び、ファンを喜ばせた。佐々木は「ようやく初日を迎えられて嬉しい」と喜びを語り、朝原監督は「大勢の方に足を運んで頂いてありがとうございます」と感謝の言葉を口にしつつ「今しばらく、イェソンくんと希ちゃんのお話を聞いてあげてください（笑）」と、遊び心のある挨拶で、会場を和やかな雰囲気にさせた。

続いて、『いきなり先生～』というタイトルにちなんで、司会者から「もし、いきなり先生になるとしたら、何の先生になりたいですか？」という質問がされる。イェソンは「僕は2つあります。1つ目は音楽。2つ目は、人間性を教える、人格教育」と答えると、「音楽を選んだ理由は、僕が大好きな歌を思う存分歌いながら、学生の皆さんと触れ合うことが出来るからです。人格教育については、学生たちに教えながら、僕自身もその授業を受けたいな、という思いで決めました」と話した。佐々木は「家庭科の先生になって、調理実習で料理を教えてみたい」と言い、「料理が上手いわけではないのですが、食というのは、みんなが笑顔になる瞬間だと思いますので、そういう時間を生徒たちと一緒に過ごせるというのが幸せかな」と語った。そんな中、監督はイェソンの答えを受けて「僕は人格に自信がないので、むしろ、イェソンくんに人格教育をしてもらいたいな」などと言い、「実は、僕もその人格教育を受けなければならない立場なので……」とイェソンを少し困らせつつも、撮影中のイェソンなストイックな一面などを伝え、観客の前で褒めていた。

さらに、司会者から「最近あった“いきなり”な出来ごとは？」という質問がされると、イェソンは、ついさっき起こった出来事を面白おかしく話してくれた。前日、夢で今年に入ってから一度も食べていないという、ハンバーガーを食べる夢を見て、そのことをこの前の回の舞台挨拶で話したところ、こちらの会場に移動してくる際に、ハンバーガーを食べることが出来、「いよいよこの映画も公開になりましたし、ハンバーガーも食べられて、今日、死んだとしても後悔はありません！」などと大げさに言って、ファンを笑わせた。だが、実際に「今年に入ってから、小麦粉の食事を一度もとったことがないんです」と、体型管理のために食事を徹底して節制していることを明かし、「映画に出てくるヨンウンと、今の僕は違いませんか？　映画に出ているときの姿から、今を比べますと、約8、9キロぐらい減量している状況」と話し、観客を驚かせていた。

佐々木は“いきなり”夜中に断捨離をしたエピソードを披露。「お風呂の掃除を始めたり、夏物を全部片付けたりとかしたんですけど、“何でこのタイミングでするんだろう？”って、自分でも思いながらしてました（笑）」と話した。

監督は、またユーモアのある回答をし「僕はここ数年、『釣りバカ日誌』とか、『愛を積むひと』って言って、年寄り夫婦が北海道に移住してウロウロする話とか（笑）、そういうのをやってましたんで、大体、舞台挨拶をすると、白髪の人がうわ～っといて。でも、今日は若い女性の方ばかりで、いきなり観客が変わりました」と言って、客席に笑いと拍手を起こしていた。そんな監督にイェソンは「先ほどは、いきなり老眼になった話をされていたのに、（観客が見えるということは）今はいきなり視力がよくなったのかも知れないですね（笑）」とツッコミを入れ、監督が「見るものによっていろいろ違うんです」と笑うと、「（監督は）僕が大好きなお笑いのセンスをお持ちでいらっしゃる」（イェソン）と言って、手を叩きながら爆笑していた。

トークのあとは、会場を訪れた人へのプレゼントの抽選を。イェソンは、司会者から「一人」と言われたにもかかわらず、「今日は特別に2枚選んだらダメですか？　本当に大勢の皆さんにいらして頂いたので」と、観客への優しさを見せ、また当選者の発表では大げさに喜んでみせたりもして、観客を喜ばせた。

さらに、この回は、沖縄からエイサー隊が来て、本場の踊りを見せてくれるというイベントもあり、会場に太鼓や三線の音が鳴り響いた。“カチャーシー”を教わった登壇者と観客が一緒に踊るという場面もあったのだが、イェソンは「とっても恥ずかしかったんです。ステージの上でこんなふうに恥ずかしかったのはとても久しぶりです」と話し、なかなかカチャーシーが踊れないでいた（笑）。また、「僕は何よりも、監督が踊っていらっしゃるのに驚きました。絶対に踊らないと思っていました。僕はとっても恥ずかしくなって下を向いていたんですけど、見上げたら監督が踊っていらっしゃったんです」と明かすと、監督が「松竹の会社員なんでね、何でもやらなくちゃいけないんですよ」と返し、またイェソンはウィットな監督の発言に大笑いしていた。

そして、最後に、イェソンは会場へ集まった観客へ感謝の気持ちを伝えた。「今日は少し恥ずかしかったんですけど、この瞬間、皆さんと特別な時間をご一緒出来て、本当に大切な思い出になりそうです。とても幸せでした。今日、会場に足を運んでくださってありがとうございます。『いきなり先生～』たくさん愛情と関心をお寄せ下さい」

映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』は絶賛、上映中だ。

≪映画情報≫
映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』
監督：朝原雄三
主題歌：SUPER JUNIOR-YESUNG「雨のち晴れの空の色」
主演：イェソン(SUPER JUNIOR)　佐々木希

≪SUPER JUNIOR-YESUNG ツアー情報≫
2016年11月22日(火) 東京都：東京国際フォーラムホールA
2016年11月23日(祝・水) 東京都：東京国際フォーラムホールA

≪SUPER JUNIOR-YESUNG リリース情報≫
Single
『雨のち晴れの空の色』
2016.10.19リリース

【CD＋DVD＋スマプラ・ムービー＋スマプラ・ミュージック盤】
AVCK-79343/B / ￥2,000（税込）