
LINEのメッセージを皆さんはいつもだいたい何行で送っていますか? 筆者は基本長くなってしまいます。心配性な一面が出てのことなのですが、「おしゃべりが好き」という女性的な意味も含んでいるのかもしれません。
男性から届くLINEの文章はだいたい短いなと思い、女性からのLINEはそう感じたことはないのです。

LINEにも男性女性、それぞれの特徴が出ているのかもしれません。
以前の恋人と交際関係になる前、LINEのやりとりをしていて、彼は筆者と同じくらい長いメッセージを返してきてくれていました。それがチラッと見えた男友達が、「絶対この人いいやつだよ。だってこんな長い返事送るんだもん」と言いました。やはり男性は、LINEは短く送ることが当然という認識なのかもしれないと思いました。
男女のLINEの平均行数に大差!
ということで男女それぞれの、筆者に送られてきたLINEの平均行数を調べてみました。

男女別LINEの平均行数
男性…2.12行
女性…7.8行
その差なんと5.68行!
明らかに女性の方が、普段から長いLINEを送っていることがわかります。
前述のとおり、筆者からくるLINEが長いから、女性は同性の人間関係に気を使って同じくらいの長さで返してくれているのかなと思い見てみたら、意外とそうでもない。もちろん相手や内容にもよりますが、筆者からのLINEの長さに必ずしも合わせてもらっているような印象は受けませんでした。にも関わらず、女性の平均LINE行数の方が長いという結果から、やはり男性より女性の方が話すことが多いということが伺えます。

実生活でもそうですよね。喫茶店に入ると、女性は女子高生からご年配まで、ノンストップで喋り続けています。
男女のLINEの違い3点
筆者に送られてきた男女のLINEの特徴の違いについて考えたところ、3点の傾向に気づきました。
1.男性は話題をスルーしている!

男性の返信は、筆者から複数の話を送られてきていても、そのうちのひとつの話題を一行ほどで答え、他の話題をスルーしています。
女性は、基本ひとつずつの話に関して数行ずつ答えてくれています。それで必然的に、平均行数に差が生まれていた模様。
2.普段の考えとリンクした?「小出しLINE」

また男性のLINEは、一行のメッセージが2、3回続くなど、ひとつの吹き出しが小さく分けられている傾向にあります。
男友達や恋人から、「愚痴や大切な話は小出しにして言ってもらいたい」という話も聞いたことがあり、まぁLINEでの小出しの会話など、結局連投なので関係ないのかもしれませんが、「話を小出しにしてほしい」という男性の日頃の考え方にも、この「小出しLINE」は、少しはリンクしているのかもしれません。
女性から小出しLINEがくる場合もありますが、やはりひとつの吹き出しの行数は3行ほどあり、男性よりも長いです。女性からの一行小出しLINEは、待ち合わせ場所に到着したときなど、比較的バタバタしているときです。
3.メール時代からの名残…

そしてこれはメール時代から続いていることかもしれませんが、男性からのLINEの方が絵文字やスタンプの色味が少ないです。読み返したときに、女性とのLINEの方が断然、「楽しく会話したんだなぁ」という印象を抱きます。
男性の方が全体的に消極的なLINE事情ですが、かといって絵文字やスタンプばかりバンバン送られてきても子供らしさを感じてしまうので、「男性、そんなんじゃダメだよ!」というわけではありません。ただ、やはりこちらからの12行のLINEに対し1行の返信など、自分が送ったLINEの長さと相手のそれにあまりにも差があると勢いの差を感じ、気持ちが萎えてしまいます。
臨機応変に使いこなそう!

しかし長ければいいというものではありません。
先日、パン屋さんで近くに座っていた子連れの女性が携帯を見ながら、「二行返信にしてくれよ」とぼやいていました。
おそらくLINEの返信文が長かったのでしょう。女性の隣では、お子さんふたりがパンをめぐってバトル勃発…。
忙しいとやはり、ゆっくりLINEを読むことなどできませんよね。そんなときはさっぱりと結論だけ書かれた返事がほしいもの。
いまの時代、LINEを臨機応変に使いこなせば、「スマート男子」にグンと近づくことができるはずです。
(武井怜)