90s

小池秀郎「ドラフト8球団競合!絶対に行きたくない球団に当てられた男」【プロ野球世紀末ブルース】

近鉄スカウトと会った時も、もし交渉権を獲得したら再度会うことを約束。他にも「ダイエーは企業として魅力がありますし、大洋も須藤さんが監督になられて随分、イメージがよくなりましたよね」なんて前向きな発言も。
本音を言えばヤクルトだけを逆指名したかったが、「1球団だけ指名するとヘンな噂がたつ恐れがある。おまえはクリーンなイメージを大切にした方がいい」と亜大の矢野総監督から言われ踏みとどまったという。

だが、そう諭した矢野総監督がのちに「12球団の中でもっとも避けたいと思っていた球団」とロッテを猛烈にディスってクリーンなイメージをすっ飛ばしてしまうのだから、皮肉なものである。

生意気なコメントはバブルだったから?


最後まで自らの意志を貫き通した小池秀郎とはどんな若者だったのだろうか? ドラフト直前の『週刊ベースボール』90年12月3日号には小池のこんな発言が掲載されている。
「普通に会社に就職するのでも、まず学生側が会社訪問して話は始まるわけでしょう。逆指名っていうのは、そういうことだと思います」
「プロ? 実力の世界だと思います。そして、お金で評価が決まるところ」

一見生意気で小憎たらしい人生観だが、以前この連載で取り上げた同年オリックス1位指名の長谷川滋利(立命館大)も「オリックス逆指名も就職活動のうち」と同誌で似たようなコメント。
時は1990年、ニッポンが一番元気だったバブル末期だ。野球以外でも稼げる仕事は他にもあったし、現実にドラフト1位候補の大学生投手が野球を捨てて不動産会社に就職するというケースも見られた。しかも大学の同級生たちは、空前の売り手市場と言われた就活で一流企業へと続々と就職を決めていく。

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「小池秀郎「ドラフト8球団競合!絶対に行きたくない球団に当てられた男」【プロ野球世紀末ブルース】」の みんなの反応 6
  • 匿名さん 通報

    「不条理なドラフト制度」? じゃあ全員逆指名がいいってのか? ドラフトは弱い順に指名することで戦力均衡化を図る優れた制度 小池だって強いチームに行きたがってたわけだろ この記事の結論が一番不条理

    26
  • 匿名さん 通報

    「一見生意気で小憎たらしい人生観」と言われている発言が至って普通の内容

    22
  • 匿名さん 通報

    ロッテは小池を指名しないと約束し湯舟の指名を決めたが、金田氏が独断で提出直前小池に変更した事が後年明かされた。小池側にはいい加減な球団の裏切りにしか映らず、交渉さえ拒否したのはその不義理も要因では。

    19
  • 匿名さん 通報

    在日コリアン系の英雄でもある大投手カネヤンを担ぎ出し、前年の野茂を上回る契約金を用意しながらの入団拒否にロッテの本社筋まで大きくショックを受け、翌年以降のチーム大改革の契機となった事も書き添えたい。

    14
  • 金田正一 通報

    結局なんにも活躍できんかっただろう。口だけの坊っちゃんはプロ野球の世界では活躍できない。ワシが言うんだから間違いない。

    3
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2016年12月14日の90s チョベリー記事

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