
周りにどう思われるか人一倍気になるタイプの筆者ですが、お酒の席では断固として飲みません。その点は強気なのかもしれません。
ただそうするとやはり友達に、「私ばかり飲んでいて申し訳なくなる」と言われることも。
なので付き合いのお酒、もちろんわかります。上の漫画の状況のように彼が言う「場をシラけさせるわけにはいかないから、どうしても飲まなきゃいけなかった」という意見もわかるのです。
彼、1軒目で1杯、2軒目でちびちび…だったらしいので、セーブしていたのにダメだったようなのですが、その日の夜に、筆者との結婚の話をする流れだったので、とことんセーブしてほしかった。
付き合いだって大事ですが、結婚の話だって人生がかかった大事な話。そこを後回しにしているような彼の態度に筆者は、「この人でいいのだろうか…」という彼への不信感が湧き上がるのです。
とはいえ、最近になって以前に増してお酒を飲めなくなったという彼。なのでセーブの仕方がわからなかったのかもしれません。だから電話がきたときはそこまで、「結婚の話を帰ってからする流れだったじゃん!」という感情は抱きませんでした。
これっていわゆる「フリ」ですか?

彼は、もし本当に筆者を大切に想ってくれているとしたら、自分から状況を悪化させています。
電話でもLINEでも「俺、情けない…」「ほんとごめん」と、「情けない」と謝罪の繰り返し。そこまで言われると、元々はこちらがそれほど思っていなくても、催眠術をかけられたように、「カレ ハ ナサケナイ…カレ ハ ワルイコト ヲ シテイル」と思えてくるものです。
ダチョウ倶楽部の「押すなよ!」のフリのように、筆者に嫌われたくてわざと「俺は情けない」などと言っているのかと思えてきてしまいました。
ケンカしたときでも、いつも結局夜には、仕事から帰る彼を心待ちにしているのですが、そのときは本当に会いたくなかった。

さらに、その時点で筆者はふったつもりなどさらさらないのに、「諦めないから」なんてふられたテイで話してくるので、すこぶるダチョウ倶楽部。
「しつこくはしないけど諦めない」とのことで、その「しつこくはしないけど」がまた、筆者が彼から離れて、彼が何もアクションを起こさなくても彼が嘘つきにならないための予防線としか思えない。
「結婚以前に、筆者との恋愛自体を終わりにしたいのだな」と受け取り、そこから翌日の晩まで連絡を絶ちました。
彼女を怒らせたら下手にでてひたすら謝るのが得策と思っている方、このような場合もあるので要注意です!
また謝罪のしすぎは、「こんなに謝るなんて、なにか隠していることがあるのでは…?」と、あらぬ疑いまでかけられてしまいかねません。
「結婚、どうでもいいかも…」と思われる前に!

以前、LINEでプロポーズをされて以来なぁなぁだった彼と筆者の結婚事情。正月休みに両親に挨拶を、と、やっとひとつ話が進展した矢先にこれです。まるで噛み捨てられたガムが床一面に敷き詰めれたすごろくの上にいるよう。長いこと結婚願望のある筆者でも、ここまでなぁなぁだと、ときどきどうでもよく思えます。
皆さんが結婚したいと思っている相手にそう思われてしまわぬよう、結婚話をなぁなぁにすることも避けましょう。
わかりやすく大切に思われたい
仕事が大切なのは当然です。仕事と恋人は比べるものではないという考えにも当然のようにうなずけます。ただ恋人という存在を、仕事のようにわかりやすく大切にしてほしいと思うときはあります。
(武井怜)