smadan

「3回目のデートで告白」は都市伝説告白前に確認すべき本当に重要なこと

2018年02月05日(月)17:30

男女が出会ってから彼氏・彼女の関係になるまでは、長すぎてもいけませんし、急ぎすぎてもいけません。ちょうど良いタイミングが「3回目のデート」と一般的に言われており、多くの男女が3回目のデートで告白する（される）ことに、過剰な期待を抱いているように思います。

確かに1回目のデートで告白するのは早すぎる気もしますし、10回20回と闇雲にデートをし続けるのはよくありません。しかし3回目と決めつける前に、1回目、2回目、3回目のデートで、それぞれ抑えておくべきポイントをきちんと理解し、自分のペースで恋愛を進めることのほうが大切なはずです。

なぜ3回目のデートまでが大事なのか？

そもそも3回目のデートで告白or恋愛関係に発展するのがベストと私たちは当たり前に認知していますが、実は“3回目”という数字に根拠はありませんし、3回目が最適というデータもありません。
ではなぜ「デート3回目で告白」なのかと言うと、一般的には「1回目にいいなと相手のことを思う（きっかけが生まれる）」「2回目にその気持ちを確かめる」「3回目に恋愛関係へと進める」という展開を予想し、3回目に告白しようと言われているのだとか。
確かに気持ちがスムーズについていけば3回でよいのですが、3回のなかで何を確認し、どう関係を深めていくかについては、語られることはありません。そこで、1回目、2回目、3回目にそれぞれ分けて、デートで確認すべきことを解説します。

1回目のデートで確認すべき2つのこと

1回目のデートが確認してほしいことは、2つあります。
1つは「リズムが合っているか」というなんとなくの相性の良さです。

一緒にいて楽しいか、という言葉にも言い換えられるでしょう。
これがダメなら、どんなに顔や条件があっていても、2回3回と会っても恋に発展はしません。ちなみに1回目で恋心を抱けたら最高ですが、冷静な婚活中男女の多くは、そこまで気持ちが燃え上がりませんので、期待しすぎない方がいいでしょう。

2点目は「生理的に受け付けないポイントがないか」という点です。
タバコやお金の払い方、しゃべり方など、人には言葉にしにくいツボがあります。ここがないかは、1回目で冷静に見ておきましょう。

また1回目のデートではまず自己紹介をすると思いますが、話しすぎない方がいい話題がひとつだけあります。それは「仕事」の話題です。
特に男性は業務やキャリアの話から自己紹介をしがちなのですが、仕事の話題で盛り上がると、お互い仕事モードで会話を進めてしまいますので、恋愛を想起する空気が生まれにくくなります。
よっぽど人生をかけて今の仕事に取り組んでいる人を除き、仕事は職種を紹介する程度にとどめ、趣味や休日の話から始めましょう。

2回目のデートで大事なのはシチュエーションを変えること

2回目のデートで確認すべきことは、「シチュエーションを変えても大丈夫か」という点です。1回目が飲みの席なら、2回目は昼から映画やドライブに行ってみるなど。時間帯とシチュエーションを変えて、それでも2人のテンポが崩れないかを、確認することが2回目では大事です。

あわせて「突っ込んだ会話ができるか」という点も、テンポと合わせて確認してほしいところ。たとえば映画の後の感想で盛り上がるとか、そういった価値観をさぐりあうタイミングは、2回目のデート以降がベストです。

3回目のデートは告白への期待を生み出すこと

「気が合うと感じる」「色々見たり話したりして楽しい」「突っ込んだコミュニケーションが取れる」1回目、2回目とこれらコミュニケーションを段階的に取れていれば、嫌われているということはまずないでしょう。
ただ3回目のデートで告白となると、相性の良さにくわえ“恋愛を匂わせる要素”が必要です。
そこで3回目のデートでは、「恋愛観と結婚観」の話をして、深まったコミュニケーションに色っぽさを出してみてください。
過去の恋愛の話もいいのですが、ここではデートで行ってみたい場所や、こんな恋愛関係がいいなど、ちょっと照れるような話題でお互いが恋愛を意識する空気が作れれば、告白もしやすくなります。

これらステップをキレイに踏めれば、3回のデートで告白は達成可能です。しかし人によって、コミュニケーションのペースはバラバラです。3回目のデートで告白、に縛られるのではなく、4回でも5回でもいいので、付き合う前に確認したほうが良いポイントを抑え、無駄なデートやお断りを繰り返さないよう、意識してみてください。