また、「一歩間違えば、不当捜査、不当勾留と逆に裁判起こされてもおかしくない」といった主旨の、警察の対応を過剰反応と指摘する意見も飛び出した。一方で、自ら過熱報道を自省するマスコミ関係者もあったという。
「大岡裁き」だったスポンサー
CMが打ち切りになったため、ジャニーズ事務所側は当然、多額の違約金の請求も視野に入れていた。しかし、なんとスポンサーからは「違約金は特段考えておりません」という回答。
スポンサーからは、(草なぎ起用後の)10年の間にイメージが定着し、商品を育ててもらった感がある。そう目くじらをたてることもない…との考えが示された。違約金はもちろん、その他のペナルティも課せられなかったのだ。
謹慎期間中に大いなる反省の時間を過ごした草なぎ、事件から約1カ月経った5月に収録があった「SMAP×SMAP」(フジ系)への出演を機に芸能活動を再開した。
また、飲酒のほうは事件後、キッパリと辞めていたが、こちらは番組中にタモリと乾杯して5年ぶりに解禁。大きな話題を呼んだ。
(せんじゅかける)