お笑い芸人とアイドルや女優との交際・結婚といえば、その昔はそのまんま東とかとうかずこ、最近では井戸田潤と安達祐実(両カップルとも後に離婚)などの例がある。
とんねるずも木梨が安田成美、石橋が鈴木保奈美と結婚しており、ある意味先駆け的存在だ。
ただ石橋貴明の場合はバツイチ。離婚してから、あまり時間が経たないうちに鈴木と入籍した。鈴木と石橋の交際期間は3ヶ月だったということもあり、驚きの声があがっていた。

お笑い界の最高峰に位置するとんねるず


とんねるずといえば、看板番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)のメインをはじめとして、"お笑い芸人"というよりもいまやバラエティ界の大御所だ。若手芸人にとって今や、とんねるずといえば、お笑い界の最高峰に位置する存在だ。

コンビ結成から今に至る年数は長い。
二人は帝京高校で出会った同級生同士。
高校時代からお笑いの世界を目指し、卒業後の1982年に「お笑いスター誕生」に出場してグランプリを受賞した。ブレイク後も「とんねるずの生でダラダラいかせて!!」など、数多くの番組で高視聴率を獲得。スターの座を不動のものとした。

ちなみにとんねるずの二人は、人気を欲しいままにするタレントにありがちな、大きなスキャンダルが明るみに出たことはほとんどない。そうした意味で好感度も高い模範的な"お笑いコンビ"の一つに数えられよう。
こうしてみると、鈴木保奈美と石橋貴明の電撃結婚は、数少ないとんねるずのスキャンダルといえよう。


"赤名リカ"役で反響を呼んだ鈴木保奈美


ここで、石橋のお相手である鈴木保奈美の来歴を振り返ってみよう。
鈴木は1966年生まれの、現在50歳。デビューのきっかけは、ホリプロタレントスカウトキャラバンで審査員特別賞受賞したことだった。
最も話題になったのは、1991年に放映されたフジテレビ系月9ドラマ「東京ラブストーリー」だ。劇中で鈴木は、自由奔放に主人公のカンチ(織田裕二)を振り回す赤名リナを演じ大きな反響を呼んだ。
40~50代の社会人には当時の生活や世相とともに、生々しい記憶としてよみがえるのではないだろうか。

あっさり芸能界から引退した鈴木保奈美


鈴木と石橋が出会ったきっかけは1997年に収録・放映されたとんねるずの番組で共演したことだったという。
共演の際は、直接交際につながることはなかったようだ。その後、レストランで偶然再会したのが、交際スタートの直接のトリガーとなったといわれる。

鈴木は、石橋との結婚、出産を機に芸能界を一度引退した。その後子育てが一段落した結婚10年後、夫・石橋の事務所であるアライバルの所属タレントとして、芸能界に復帰した。
2011年からは女優業も本格スタートさせ、現在も精力的に女優業を展開している。
(せんじゅかける)


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