
恋はしたいけど、仕事と家の往復で出会いがない。そう思ったときにまず始めるのは、最近は合コンや紹介などではなく、一人でこっそり始められる、ネット婚活やマッチングアプリだと思います。
ですがちょっと気をつけてほしいのが、顔が見えない者同士の出会いというのは、意外な点がマイナスポイントになったり、プラスに働いたりします。
今日はぜひネットの出会いを活用するなら覚えてほしい、書くと引かれることと&惹かれることをお伝えしたいと思います。
ネットの出会いは正直者はバカをみる
ネットでの出会いでまずいえること、それは残酷ですが「正直者はバカをみる」ということです。ネットというのは、情報は何を出すか、どう書くかは自由。つまり見せ方は自身の加減次第なのです。
それを考えず、「誠心誠意自分を伝えればいい人と出会えるはず」と考える男性が実はとても多い。これがまず、ネットでのいい出会いを遠ざける最大の誤りなのです。
もちろん嘘をつくのはいけません。しかし、ネガティブな印象になりそうな項目は、必須でないなら触れなくてもいい部分はたくさんありますし、言葉ひとつで印象が変わることもあります。
たとえば自己紹介文でありがちなのが「仕事が忙しくて、家との往復で出会いがないので始めました」というような一文。
普通っぽい文章ですが、読み手としての印象は「仕事で毎日余裕がなく、女の子を紹介してくれる友達もいない自分」をアピールしている印象を受けます。
しっかり正直に伝えれば、いい人と出会えるなんて幻想はやめて、自分をもう少し客観的に、そして“したたかに演出”することが、ネットでの出会いでは大切なのです。
引かれるポイントは“胡散臭さ”
もう少し具体的にネット婚活を行う上でのポイントをご説明します。まず、連絡を取り合う前の段階で大切なことは“胡散臭くない”と思ってもらうことです。
ネットの出会いは、遊び目的やネットワーク系の怪しい人が混じっていることもあると言われています(実際筆者は会ったことはありませんが)。
ご自身がそうじゃなくても、そう思われないための言葉遣いや振る舞いは、少し気をつけるだけで印象を変化させます。
逆にいいなと思ってもらえるポイントは「普通に楽しそう」と思われることです。
ネット婚活では超ハイスペックなプロフィールをお持ちでない限り、自分を無駄に大きくアピールしてもいいことがありません。
「普通に楽しそう」を演出するのに大切なのは、何か1つキーワードを書いたら、具体的な説明を入れること。例えば、趣味がカフェめぐりだったら、どんなカフェに行きたいか、どんなメニューが好きなのか。映画鑑賞だったら、どんな映画を一緒に観たいか、最近は何を観たのかを書けばOK。
読んだ女性がメッセージをやり取りする時、話題に持ち出しやすいようになっていればいいのです。
今すぐ直せる! 具体的な改善事例3つ
では最後に、今すぐに改善できる、胡散臭さを引き起こすプロフィール記載例を3つ、ご紹介します。
・20代起業中の男性。起業理由は「人生一度しかないので、仕事も休みもメリハリを持って全力で楽しみたかったので、思い切って起業しました」と記載。
→この場合起業理由を書くほど、妙に意識の高い人=胡散臭そうという印象を抱かせてしまいます。
・30代男性。資産状況についての記載部分に「預貯金と将来を考えての投資を積極的に行っています」と記載あり。
→投資を行うことは素晴らしいのですが、多くの女性の中で「積極的に投資する=何か怪しいことを行っているのでは?」とネガティブなイメージになる場合もあります。投資経験をアピールしてもプラスになることはないので(よっぽど資産があれば別ですが)さらっと書いておくくらいにとどめたほうが無難です。
・30代男性。会社勤めの傍ら、趣味で週末副業を行っている。
→副業は素晴らしいのですが、副業のイメージが人によって良くない場合があるので、プロフィールに書かず、会った時に直接お伝えするのがよいでしょう。
正直どれも、会ったときに会話の中で伝えれば、全く気にも止められない話ばかりです。しかし、文章というのは目で読み感じるもの。だからネットは難しいのです。
逆に、ちょっと表現を変えるだけで、相手からの印象はすぐに変えることができるのもネットの良いところ。
ポイントを押さえて、2017年は素敵な出会いを見つけましょう。
(おおしまりえ)