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「整形はアイデンティティ」に賛否両論 日本に蔓延する“天然モノ信仰”


整形探しは『見てはいけないものを見たい』心理


そもそも私たちはテレビに映る美人や、顔の印象がガラっと変わった人をみつけると「美容整形では?」と疑いの目を持ちます。その疑う気持ちはスルーすればいいものの、一度気になりだすと、やっぱりやっているのかな……という疑心暗鬼状態になってしまいます。

って、そんなのは、根性の曲がった筆者だけかもしれませんが、人は「絶対に気づかないで欲しい!」と相手が思っているモノほど、「そこまで隠すなら知りたい!そこまでシラを切るなら本性が見たい!」という心理にかられます。
これは心理学では『カリギュラ効果』と呼ばれており、あることをタブーにされればされるほど、かえって頭から離れなくなるというわけです。

つまり、芸能人などの美容整形は恥ずかしいというようなネガティブな側面が私たちの心の中にあり続ける限り、「で、本当のところはどうなの?」という、うがった見方をする人が増えるということです。

美容整形はハードルが下がり、アイデンティティになる。そんな発想も1つかもしれませんが、その前に私たちの心の根底にある「美容整形=気づかれたら恥ずかしいもの」という価値観を、きちんと真正面から整理してからでないと、個性として捉えるのは難しいのかもしれません。


どこからが美容整形なのか?


整形を語るにあたり、もう1つ外せないテーマが、「どこからが整形にあたるのか?」という点です。
よく「親からもらった体にメスを入れるなんて」という表現から、メスを使っていない=整形ではない。なんて定義がなされますが、最近は骨格の変更が伴わない手術の多くは、メスを使わないものがほとんど。
例えば二重手術やヒアルロン酸注入による鼻の高さ出し、シワ取りや豊胸だって、メスではなく注射器だけで行う手術が増えているのです。

それくらいに「メス」という基準で整形を考えると、ほとんどの整形は“お直し済み”の範囲には入らないことになります。改めて考えると、この線引きも曖昧なまま、「顔をいじるのはいただけない!」と言い張る人がいる現状は、ちょっといかがなものでしょう。そりゃ人間生まれた時から美男美女であれば良いのですが、整形の話題の裏にある「天然モノ信仰」という闇についても、もう少し考えながら向き合ってほしいと思うのです。
(おおしまりえ)

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2017年1月14日のスマダン記事

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