爆笑問題の田中裕二が、夫人である山口もえの妊娠を発表した。田中は2000年に、花屋勤務の一般人女性と結婚するも、2009年に離婚している。
さらに、その女性が別の男性の子どもを妊娠していることも発覚した。
こうしたエピソードからも分かるように、田中は長らく女性と縁が無い存在であった。そんな彼の女性遍歴をふりかえってみたい。

みんなのアイドル? 学生時代の田中裕二


田中は高校時代、放送部に所属。自らを"ウーチャカ"と名乗り、「ウーチャカ大放送」なる校内放送のパーソナリティーを務めていた。アナウンサーを目指し、日本大学芸術学部の放送学科を受けるも不合格。第二志望の演劇学科へ進学し、そこで相方となる太田光と出会った。大学でも田中は、周りの仲間に自分をウーチャカと呼ぶように頼んだという。

そんな田中は、大学二年生のときに「アヤちゃん」という女の子を好きになった。アヤちゃんは既に別の先輩から告白されていたが、そのときに田中の顔が浮かんだという。このエピソードを聞き、両思いだったことに驚いた太田は田中にその事実を伝えるが、2人は付き合うことはなかった。

なぜ付き合わなかったのか。田中に尋ねると、「俺はこの学園のマスコット的な存在だろう? その俺が、ある特定の人と付き合ってしまったら、みんなが悲しむと思うんだ。
やっぱり俺は、いつまでもみんなのアイドル、ウーチャカでいたいんだ」と謎のコメントを残したという。相当、自意識過剰な男である。

素人童貞だった田中裕二


田中の童貞喪失は24歳の時。まわりの仲間たちに無理やり歌舞伎町の高級ソープ店に連れていかれ、"初体験"を済ました。最初は嫌がっていたものの、店から出てくると実にすっきりとした顔をしていたという。

"初体験"以降も田中は女性に縁がなく、テレビ出演が増えても同様だった。『ボキャブラ天国』シリーズ(フジテレビ系)で活躍していた頃も、素人童貞だったのだ。当時は"ボキャブラ芸人"というだけでモテそうなものだが、田中の場合は当てはまらなかったのだろうか。
それでも若手芸人を引き連れ、麻雀大会を開くなど“兄貴分”ぶりをいかんなく発揮していた田中。酒こそ飲まないものの、ショートホープを愛煙するワイルドな男だったようだ(現在は禁煙済)。

田中裕二と山口もえはお互い再婚同士。今度こそ幸せな明るい家庭を築いて欲しい。



参考文献:「爆笑問題集」(東京ニュース通信社)

※イメージ画像はamazonより爆笑問題 田中のオトナスコラ (スコラムック)
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