
鷲巣巌
戦後の日本を裏から支配している大富豪で闇の帝王・鷲巣。超人的な頭脳と先見性の持ち主で、その豪運はアカギをも凌ぐ。1965年8月、全ての娯楽に飽いてしまった鷲巣は、未来ある若者との血液を懸けた“鷲巣麻雀”が唯一の楽しみになっていた。
鷲巣麻雀とは
簡単に鷲巣麻雀をおさらい。
・レートは鷲巣が現金、対戦者は血液を賭ける。通常血液10CC=10万円=1000点、持ち点は各20万点。成人男性の致死量が2000CCの為、これ以上かけることは出来ない。アカギは、レートをあげて血液2000CC=2,000万円=2万点を要求した。鷲巣の財産は6億(現在でい約60億)。
・鷲巣とアカギとの間で点棒のやりとりがあった場合、同額の血液または現金を受け渡しが行われる。どちらを受け取るかは、上がった物が決める。
・半荘終了ごとに清算。それぞれ10-30の順位ウマと、トップにはオカとしてさらに20000点が加算される。鷲巣とアカギの点差に応じて、ここでも血液か金を支払う。
・2対2のタッグ戦。アカギは吉岡、鷲巣は鈴木。互いにコンビ打ちが認められており、責任払いもない。あくまで、アカギと鷲巣の勝負であり、他の二人の点棒は関係ない。