これは、フォークグループ・かぐや姫が行った解散コンサートの音源に、会場の拍手と紛れて「ワタシニモキカセテ…」という、女性のうめき声のようなノイズが入り込んでいた怪現象。
コンサートで起こった怪現象という意味で、これとよく似た話が大塚愛の楽曲『プラネタリウム』にまつわる都市伝説です。
怖すぎる大塚愛の都市伝説…その全貌は?
『ミュージックステーション』のADが総集編の編集目的で、大塚愛出演回の映像をチェックしていたときのこと。
Mステの観覧席というのは、番組の決まりで女性しか座れないのですが、なぜかその回だけ、観客席の一番端に男性らしき客が一人、座っていました。オープニングトークから男はずっと俯いており、顔が見えません。
番組は進み、大塚愛の出番に。タモリの呼びかけで大塚愛のトークが始まった後も、男は下を向いたまま。一通り話しが終わると大塚は移動し、『プラネタリウム』を披露します。
歌唱終了と共に、万雷の拍手を送る観客たち。しかしそこでADは、一人だけ明らかに周りと違う動きをしている客を見つけました。あの男です。拡大した状態で見てみると、男は鬼のような形相を浮かべながら、物凄い早さで手の甲を叩いていたのでした……。
物的証拠なし……かなり疑わしいエピソード
なんとも恐ろしい話……。
物的証拠がない以上、かなりまゆつばな話なのですが、それでもなお、この『プラネタリウム』にまつわるエピソードが語り継がれているのは、話自体に人を引き込む魅力があるからに他なりません。
これからも私たちは、こうしたデマだと分かりきった、実体のない都市伝説に都市伝説に魅了され続けていくのでしょう。
(こじへい)
※イメージ画像はamazonよりプラネタリウム