19日よりフジテレビ系列でスタートした『良かれと思って!』。この番組はバカリズム、劇団ひとり、澤部佑、カズレーザーの4人がMCを務め、ゲストに対して「良かれと思って」という名目のもと、言いたい放題の"口撃"をするという内容だ。


レギュラー初回となった放送にゲスト出演したのは、梅沢富美男、小倉優子、アンミカ。なかでも梅沢は、この日も過激なトークで場を盛り上げていた。

フジテレビドラマを"出禁"になった梅沢富美男


番組内でフジテレビのドラマを"出禁"になっているという衝撃的な事実を明かした梅沢。
梅沢によると、出禁の原因となったトラブルは以下の通りだ。

あるドラマにゲスト出演した際、台本通りに演じたにもかかわらず、監督からは「芝居変えてくれる?正反対な芝居をして」との言葉。それに対して役者としてのプライドが許さず、「それは出来ない!」と言い放ち、楽屋で3時間ほど籠城する梅沢。
梅沢自身はそのまま帰宅しようとしたが、マネージャーが説得したことによりなんとか撮影再開となった……。

さらに番組では、「フジテレビの有名な番組ですよ。視聴率40%くらいの」という事実も明かされている。

大揉めした番組は『HERO』だった


昨日の『良かれと思って!』では、その出禁のきっかけとなった番組名を語ることはなかった。
しかし2014年、『バラいろダンディ』(TOKYO MX)に出演した梅沢は、フジテレビのドラマに出られなくなった番組名をはっきりと明かしている。

2014年8月21日に放送された同番組内において、木村拓哉主演の大ヒットドラマ『HERO』(2001年放送)に出演したときにトラブルが起きたことを告白。
「問題があって」「スタジオでいきなり揉めた」ために、「フジテレビのドラマには二度と出れなくなった」と自虐していた。

あの高橋一生も出演していた!


確かに梅沢は、『HERO』の第10話にゲスト出演している。
第10話は最終回直前の回ということもあり、平均視聴率は35.1%ととんでもない数字を叩き出している。

梅沢は「矢口」という刑事の役を演じ、劇中ではキムタク演じる検事の久利生と対峙する立場。
久利生が不起訴としたため、釈放となった「古田」という人物をその後も執拗に追いつめ、さらには検察の邪魔をするために、久利生の逮捕歴をもリークするという、いわば"悪役"だった。

ちなみに古田を演じたのは、今をときめく高橋一生。当時はもちろん、ブレイク前である。

演技力は確かな実力を見せる梅沢。そろそろ"出禁"が溶け、再びドラマの場でも活躍する梅沢を見たいものである。
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