ドラマやバラエティ番組、雑誌モデルなど多方面で活躍し、“チャイドル”ブームの火付け役にもなった吉野紗香。元祖タメ口キャラとしても有名だった。

しかし最近はテレビで見る機会は少なくなっている。

毒舌×ベビーフェイスで一世風靡


90年代半ばに「チャイドル」というタレント分野の立役者である吉野紗香。12歳でデビューした後、テレビ出演をはじめティーン向け女性誌のモデルとして活躍した。
愛らしいその外見にグラマラスなスタイルというアンバランスさが魅力となり、一時はグラビアやCMに引っ張りだこだった。

ただ、アンバランスさは外見だけではなかった。毒舌ぶりが超ド級だったのだ。
ベビーフェイスから次々に繰り出される、歯に衣着せぬ爆弾発言は視聴者に大ウケ。いっときはバラエティ番組などで見かけない日はないほどだった。

吉野紗香が干された理由


しかしこの毒舌キャラが仇となった。
3月16日に放送された「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」(テレ東系)に出演した吉野は、テレビから消えた理由を告白している。

吉野が語ったところによると、暴露系バラエティに出演した際、立ち読みした週刊誌に書かれていた信ぴょう性が薄い芸能人の裏話を披露してしまったという。
真偽は不明な裏話であったが、吉野が発言したことによって、事実なのではと受け入れられてしまったのだ。

また2009年には、自身のブログにジャニーズのアイドルと女優がデートしていた様子を実名で掲載。こちらも炎上騒動となった。


こうした騒動によって、悪評が広まってしまった吉野は、その後事務所を円満退社。テレビから消えることになったのだ。

吉野紗香の現在


テレビから姿を消した後の吉野はどうなったのだろうか。
米国人男性と交際が始まり、2010年9月19日に結婚。しかし東日本大震災が起きたこともあり、世間への公表は2012年2月となった。

現在は、芸能人としてよりも家庭生活に重きを置いた生活を送っているという。主婦業のかたわら、週3日ほど、大学の生涯学習講座に通ったり、飼い主のない犬たちの里親募集を呼びかけたりと充実した生活を送っているようだ。
(せんじゅかける)
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