30回目を迎える今年夏は記念すべき節目

ポスターやチラシ、パンフレットといった紙ものも充実しているので、タイムスリップしたような気分で夢中になってしまうはず!
今年も8月11日~16日に開催されるが、記念すべき節目の年ということもあって新たな試みも企画中だそう。


なお、帰りに本を抱えてぜひ寄りたいのが糺の森からもほど近い、映画中にも出てきた大正2年(1913)創業のブーランジュリー&カフェ「進々堂 京大北門前」店。入口のフランス語、「BIENVENUE」は英語のwelcomeの意味で、京都にあってパリの香りが漂う。
パンのショーケースの台座に「学問は自己を超越する」という意味のフランス語がタイルでつづられていたりと、まさに京大の教授や学生の憩いの場にふさわしいアカデミックな雰囲気。
と、そんなわけで知る人ぞ知る、「納涼下鴨古本市」の世界をご紹介した。作中では少年のような姿をした「古本の神様」が登場し、 本と人の出合いを助けるために活躍する様子が描かれていたが、神秘的な森の中ならそんな奇跡も起こりそうな予感。皆さんも、思いがけない出合いをうっすら期待しつつ足を運んでみてほしい。
(まめこ)