関ジャニ∞から学べ!独身アラサー女性が求める「理想の夫婦」とは?【関ジャニ∞クロニクルレビュー】
※写真はイメージ


大型野外フェスへの参加など、その活動の幅を広げ注目を集めている「関ジャニ∞」。そんな彼らの冠番組である『関ジャニ∞クロニクル』(フジテレビ系)は、メンバー7人がさまざまな企画に挑戦しワチャワチャと盛り上がるバラエティ番組だ。


過去に放映された「女心をわかっているのか?」というシリーズ企画は、メンバーが提示された5つの選択肢から、“女性が選ぶ第1位と最下位を当てる”というもの。今回は、2016年1月9日の放送回から、女心を学んでみよう!

提示されたテーマはこちら。

*    *    *

【お題】独身アラサー女性が「リアルに求める理想の夫婦」とは?



(1)週に1回しか会わない週末婚……渋谷の1位予想
(2)夫婦別姓……横山の最下位予想。
(3)料理はしなくてもいい
(4)相手の親に会わなくていい……横山&安田&錦戸の1位予想
(5)財布は別々(必要経費は折半)……村上の1位予想。

まず口を開いたのは横山裕。「そこも背負って結婚するわけだから、相手の親に会わなくていいという女性は受け付けられない」と持論を展開する。村上信五と安田章大も横山に同意し、「親に会いたくないという女性は無理」だと意見が一致。

一方で、錦戸亮は「自分たち家族は自分たち家族。女性は親の家庭は別ものとして判断しそう。自分の親と仲良くないのに、無理やり仲良くすることもないのでは?」と語る。

こうしたディスカッションの末、メンバーは「アラサー女性は、礼儀だとしても相手の親に会うのは面倒だと思っているはず」という結論に至り、これを1位と予想。反対に、「アラサー女性が求めていないものは夫婦別姓」だと、これを最下位と予想した。

さて、実際の結果はどうなったのだろうか?

*   *   *

5位:夫婦別姓(7.6%)


【女性が挙げた理由】:「会社等で苗字が変わった連絡は面倒だが、それは当たり前」「結婚した気にならないし、親族から変な目で見られそう」「別に自分の名前が変わっても困る人生ではないので」

関ジャニ∞の予想が見事に的中し、これが最下位となった。最近では、事実婚や夫婦別姓を求める女性も少なくないが、やはりこの5つの選択肢の中では優先度が低いと見られる。


また女性陣が挙げた理由からは、「自分の苗字にこだわらない」という人だけでなく、「世の中の目を気にして苗字が変わった方がいい」と考える女性がいることも分かる。こうした“世間体”や社会的な規範も結婚後の姓についての考え方を強く規定しているのだろう。

1位:相手の親に会わなくていい(33.1%)


【女性が挙げた理由】:「親戚づきあいが一番めんどくさい、1番のネック」「相手の家族と結婚するワケじゃないし」「嫁姑問題が嫌!無理して会ってもお互い疲れるだけ」

彼らが「当たってほしいけど、当たって欲しくない」と1位予想したものが見事に的中。関ジャニ∞のメンバーは、みな口を揃えて「ショックやわ~」とガッカリしたご様子。やはり彼らのように、「妻は自分の親と仲良くしてほしい(仲良くするべき)」だと考えている男性は少なくないのだろう。

ゲストの大久保佳代子は、「アラサー夫の姑はまだ年齢的にも、50〜60代と若い。そうすると、口うるさく必要以上に嫁に介入してくるから嫌なのでは?」と女性の視点で付言した。

2位から4位は?


一方、2位から4位に選ばれたのはこちら。

2位:料理はしなくてもいい(26.7%)
3位:財布は別々(必要経費は折半)(23.3%)
4位:週に1回しか会わない週末婚(9.3.%)

【まとめ】:アラサー女子は、相手の親に縛られず、「料理=女の仕事」と思われたくないと心得よう



関ジャニ∞から学べ!独身アラサー女性が求める「理想の夫婦」とは?【関ジャニ∞クロニクルレビュー】
※写真はイメージ


以上の結果から、女心が垣間見えただろうか? アラサー女子の理想は、1位の「相手の親に会わなくていい」、そして2位の「料理はしなくてもいい」という結果となった。逆に言えば、“定期的に相手の親に会わねばならず、料理は妻がやらなくてはならない”という結婚生活は好ましくない、ということだ。

たしかに、夫の家族が親切に接してくれれば仲良くするに越したことはない。しかし、必要以上に家庭の問題に介入してきたり、嫁に冷たく接する義母・義父が存在することも事実だ。

こうした状況で嫁を守れるのは夫だけ。常に妻の心に寄り添う姿勢を見せることが、妻の心理的負担を軽減させる。
逆に言えば「どんな状況でも俺の両親と仲良くしろ!」と強要してくることは、ハラスメント以外のなにものでもない。

「そんなのドライすぎる!」と妻を否定するのではなく、錦戸が述べたように「自分たち家族のことは自分たちで決める。親家族は親家族」と、お互いに自立した関係で適切な距離を保ち、付き合っていくことが大切ではないだろうか? 因習に囚われ、目の前の相手の気持ちを慮ることができないような夫婦が減ることを祈るばかりだ。

(ヤマグチユキコ)
編集部おすすめ