
韓国・ソウルに123階建ての大きなビル「ロッテワールドタワー」がオープン。世界で第5位、アジアで第2位を誇る高さを持つビル(2017年時点)だそう。
館内にはショッピングモールや、ホテルなどが集まっています。
しかし、このロッテワールドタワー、ただ背が高いだけではないんです。このビルには118階の高さの「足下」がスケスケになったガラス張りの展望台があるんです。118階の高さからですよ…。
今回は、そのロッテワールドタワーの中にある展望台「ソウルスカイ(SEOUL SKY)」に行ってきました。足がすくみそう…。
展望台へは時間別入場
ロッテワールドタワーは、地下鉄2号線「蚕室(チャムシル)駅」の1番出口を出てすぐ。目の前にどどーんとそびえ立っています。

展望台への入口は地下1階にあります。

イメージキャラクターがお出迎えしてくれますよ。

チケット売り場はこちら。入場料は27,000ウォン(約2,700円)です。
時間別入場になるので、窓口で希望の入場時間を告げましょう。
日本語対応してくれるスタッフがいることもあるので、そのことも伝えてみましょう。

チケットはこんな感じ。

裏面に入場時間が書いてあります。筆者は日没に合わせて19時から19時半入場のチケットを買いました。

入場時間になったら、ロビーに再びいきます。ここから展望台へ向かいますよ。

エレベーターで117階まであっという間!
ソウルスカイまで向かうエレベーターは、「ダブルデッキ」。つまり、上下2つのかごを使った、2階建てのエレベーターなんです。仕組みが書かれたボードを見ましたが、いまいちわからず…。
そしてエレベーター内は60枚のLEDパネルが天井や壁に敷き詰めてあり、ここで流れる映像により、VR体験ができるという仕組み。

このLEDでは、エレベーターが上へ登っていく風景を映し出していきます。窓はないのに、外の景色が見えてるような不思議な気分にさせられます。


そして、あっという間に117階へ到着! あまりの早さに驚き。
なんとたった1分で到着してしまうのだとか!
118階のガラス張りの「足下」とは…
エレベーターを降りると、目の前の窓からはソウルの街並みが。

漢江を中心に広がる、ソウル。ちょうど日が沈んでいくところで、赤く染まり始めていました。

360度見ることができるので、いろんな角度から見てみました。高層マンション群など、ソウルっぽい街並みが広がります。



さて、今回の目的はこのフロアではありません。118階の「スカイデッキ」へはエスカレーターで移動です。
到着すると、そのガラス張りの場所には人だかりです。

恐る恐る近づいてみます…。

下を覗いてみると…ぎゃ〜!真下が丸見え!! この床は、強度ガラスで作られているとのことですが…。だ、大丈夫なの?

さすがに足がすくむ高さです。一瞬、下はジオラマか?とか思っちゃうんですが、よく見るとちゃんと車も動いてるし、リアルな下界の風景。それを頭で実感しちゃうと、結構怖い!

かなりの人たちがここにたむろしていることもあり、人の足がいっぱいあったので恐怖感は薄めでしたが、もしこれに一人で乗っかったら、結構怖いんじゃないかしら…。
もちろん、このスカイデッキからの景色も絶景です。

こんな感じで、常にたくさんのお客さん。

一番オススメの時間は日没
他にも、外の空気を感じられる野外テラス「スカイテラス」もあります。ここもなかなかの人気。天候によっては出られないこともあるそう。さすがに120階の高さだと、風も寒いです。

122階にはカフェ「ソウルスカイカフェ(Seoul Sky Cafe)」があり、オリジナルのドリンクやスイーツがいただけます。

休憩がてら、人気のレインボージュースを飲んでみました。

展望台に行くなら一番のオススメの時間はやっぱり日没です。ぜひ、時間を調べて合わせて行ってみましょう。


日が暮れていく様子と、夜景も楽しめて、一石二鳥ですよ。ただ、スカイデッキを独り占めしたいなら、他の時間がいいかもしれませんね。

ソウルに行く機会があったら、118階からの足下体験をしてみてください。ただし、高所恐怖症の人にはオススメしませんが…。
(西門香央里)
ソウルロッテタワー
ソウル特別市 松坡区 新川洞 29
営業時間:9:30~23:00(チケット売り場は9:20~22:00)
http://www.lwt.co.kr/tower/jp/main/main.do
編集部おすすめ