果てしてジャニーズを去った後、今後の芸能界で今まで通り活躍できるかなど、懸念もある。
しかし過去を振り返ってみると、ジャニーズ退所後も活躍している人も多い。ジャニーズ退所後も活躍する著名人を紹介していこう。
郷ひろみ
郷ひろみは1972年にジャニーズ事務所からデビュー。雑誌『明星』の「オールスター人気投票」で第一位に輝くなど、多くの女子の心をつかんでいた。
しかし1975年3月、ジャニーズ事務所から他事務所へと独立。ジャニーズJr. も伴う移籍であり、ジャニー喜多川社長は体調を崩すほどショックを受けたといわれている。

退所後は1年間の渡米や二谷友里恵との離婚などもありつつも、1999年に『GOLDFINGER '99』がスマッシュヒットを記録。昨年末もNHK紅白歌合戦に出場するなど、年齢を重ねた現在もなお、歌って踊れるスターである。
本木雅弘
1988年にシブガキ隊の解散と同時にジャニーズ事務所を辞めた本木雅弘。退所直後は、ヘアヌード写真集『white room』(撮影は篠山紀信)を発売したり、NHK紅白歌合戦で"コンドームパフォーマンス"を行ったりと、なにかと話題に。
最近ではアカデミー賞外国語映画賞を受賞した映画『おくりびと』で納棺師役、映画『日本のいちばん長い日』で昭和天皇役を演じるなど、映画やドラマには欠かせない俳優となっている。
薬丸裕英
本木と同じく、シブガキ隊のメンバーだった薬丸。解散・ジャニーズ退所後は"マルチタレント"として様々な場で活躍。
特に1996年から2014年までは、17年半にわたってTBS系の『はなまるマーケット』の司会を務めた。
また、プライベートでも1990年、当時人気絶頂のアイドルだった石川秀美と結婚。その後、3男2女の子宝にも恵まれた。
反町隆史
あまり知られていないが、反町隆史も元ジャニーズ。反町がジャニーズに所属していたのは、中学生のころ。当時は本名の「野口隆史」名義で活動していた。ジャニーズでは平家派という光GENJIのバックダンサーグループの一員に選ばれており、現在TOKIOの城島茂・山口達也・国分太一、V6の坂本昌行らと同じグループだった。

しかし、のちに反町はジャニーズを辞め、モデルや俳優活動にシフト。1994年7月に『毎度ゴメンなさぁい』で俳優デビューすると、『ビーチボーイズ』、『GTO』などの大ヒットドラマの主演を務めた。
森且行
元SMAPの"森くん"こと、森且行。オートレーサーになる夢をかなえるため、1996年5月にSMAPを脱退した。
オートレーサー転向後は、2009年と2013年にGIレースで優勝するなど、しっかりと結果を残している森。レーサーとしての生涯獲得賞金は5億円を超えるともいわれている。
Taka
現在、ONE OK ROCKのヴォーカルとして活躍するTakaも元ジャニーズのひとり。2003年にNEWSの初期メンバーに選ばれるも、わずか3ヶ月後に「学業に専念する」という理由で活動休止。
その後は音楽の道へと進み、2007年にONE OK ROCKがメジャーデビュー。ワールドツアーを成功させるなど、現在は世界へと活躍の舞台を広げている。
こうして見ていくと、意外と多い元ジャニーズの活躍。稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人には、ジャニーズ退所後も変わらない活躍を期待したいところだ。
※文中の画像はamazonよりゴールデン☆ベスト 反町隆史
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