「あなたのことはそれほど」最終回。
「あなたのことはそれほど」最終回 美都が徹底バカだったから、涼太は壊れたし救われもした
原作最新刊5巻

麗華が許した理由


涼太(東出昌大)の予想通り、不倫こそしたが有島(鈴木伸之)は普通に良い人だ。同性からも異性からもモテて、誰からも嫌われもせず、おそらくそれなりに良い大学に行って、良い会社に勤めている。きっとスポーツも出来るはず。地味で真面目な麗華(仲里依紗)とは正反対の人生を歩んできた。

だから素直なのだろう。なんでもある程度は思い通りになるから、不倫も素直に謝っちゃうし、朝晩往復3時間、一日計6時間かけて娘に会いにくる。麗華に愛してるとか言って4回もビンタされちゃう。それでもめげずに会いに行く。会いに行って、初めてキスしたシチュエーションを真似て突然キスしてみる。こうしてやっと麗華に許しを得た。

これは一体どういうことなんだろう? なんで急に麗華は許したのだろう?

麗華は、有島に謝ってほしかったわけでも、良いパパでいてほしかった訳でもなかったかもしれない。謝るという事は、美都(波瑠)との不倫が楽しかったと認めることになる。良いパパでいることは、家族が一番大事だという事になる。麗華は、単純に自分といるのが一番幸せという事を示して欲しかっただけだった。

そういえば、過去に有島が二人きりのデートに誘った時、麗華はすごく嬉しそうだった。正しすぎる理論武装をする麗華は、本当は自分を一番大切にしてくれたら不倫ぐらいどうって事ないピュアな女の子だったのかもしれない。そう考えると、麗華も美都とそんなに変わらない。