どうしたラフォーレ原宿!? 読めない告知「ぁふぉれt gらんd バザr」の意味とは

あのラフォーレ原宿がご乱心!?
ファッションビル「ラフォーレ原宿」(渋谷区)は、7月27日から「ぁふぉれt gらんd バザr」を開催すると発表した。


ユニークなセールを実施してきたラフォーレならではの告知


実はこの「ぁふぉれt gらんd バザr」とは、ラフォーレ原宿で毎年恒例となっている夏のグランバザールの告知なのだ。
2017年は、「お得すぎて大興奮」というテーマを表現するために、バザールのタイトルを「前のめりタイポ」で表現したものだというが……よ、読めない!

1978年の開店以来長きに亘って若者を虜にしてきたラフォーレ原宿では、これまでも感度の高い若者をターゲットに「ユニークなセール」を実施してきた。

たとえば、公式Twitterのつぶやきをリツイート(拡散)すると割引チケットが貰える「SNS割」や、普段店頭に並ばないサンプル商品を集めたセール「サンプル大放出」、セール日の開店前に並んだ人に対しての特別割引券「朝チケ」を配布するなどといった数多くの個性的なセールは大きな集客を呼んだ。
他にも、郊外型ショッピングセンターの影響で若者のファッションビル離れが叫ばれる近年は、人気アニメ「ラブライブ!」やアイドルグループ「AKB48」とのコラボレーションを企画するなど、常に時代に合わせた新たな試みをおこなうことでも注目を浴びていた。

しかし、「セール名自体が読めない!」というのは恐らくラフォーレ原宿史上で初めてのことだろう。
どうしたラフォーレ原宿!? 読めない告知「ぁふぉれt gらんd バザr」の意味とは
表参道のランドマーク「ラフォーレ原宿」

キーボードで文字を打たないスマホ世代には響かなかった?


ラフォーレ原宿によると、今回開催される「ぁふぉれt gらんd バザr」の期間中は全館で「s最ぁ大90%OFFぃ!大c興っf奮のの5日間んn!」になるといい、セールのネーミングも相まってSNSでは話題を集めた。

一方、ネットではスマホ世代を中心に「これが何を意味しているのか全く分からない」との声が続出。確かにこうした「打ち間違え」はキーボード入力ならではのものであり、ラフォーレ原宿がメインターゲットに据えるハイティーンに対しては、あまりピンと来ない時代となってしまったのかもしれない。
もはやタイトルで“出オチ”とも言える今年のバザール、スマホ世代から「時すでに遅し」との声も上がるなか、内容の話題性もバツグン……となるであろうか。

「ぁふぉれt gらんd バザr」はラフォーレ原宿にて7月27日から31日まで開催。セール初日となる27日は9時(通常11時)から21時まで営業する予定となっている。
(都市商業研究所)
編集部おすすめ