ここに来て、こんなとんでもないエピソードをぶっ込んでくるとは……。まさかのセックス&バイオレンスな第20週。

結局、倉本聰に踊らされているのだ
今回のエピソードは、「やすらぎの郷」での仕事帰りに、ハッピーちゃん(松岡茉優)が地元の暴走族たちにレイプされてしまったというのが発端なのだが、これに関して、ネット上ではかなり否定的な意見が上がっているようだ。
確かに、レイプの報復をするために武闘派ジジイたちが大暴れ……という年寄り格好いいエピソードを入れたいがために、取って付けたように起こった事件だったし、そもそもレイプである必要があったのかと。
報復エピソードを入れたいのなら、たとえば「やすらぎの郷」の年寄りたちが暴走族連中にカツアゲされた……とかでもよかったハズだ。
しかもレイプのターゲットが、「この娘、本当にいい子なんだろうな〜」という姿がたびたび描かれてきたハッピーちゃん。シニア視聴者は自分の孫のような気持ちで、若い視聴者は恋人のような気持ちで見守っていたであろう娘がそんなひどい目に遭うなんて……。
「なんちゅう脚本書くんだ、倉本聰、コノヤロー!」
と思ってしまう気持ちも分からなくもないが、そこまで感情を揺さぶられているということ自体、思いっきりドラマに感情移入してしまっているということ。結局、倉本聰の手の上で踊らされているということなのだ。
この週の放送はホントに面白かった。 ネット上で繰り返し見てしまうほど、秀さんたちの立ち回りに胸がスッキリ! 否定的な声もあるようですが、まぁドラマですからね。
おもしろかった。一人違和感があったぱっぴーの存在意義がようやくわかった。 必要だったと思うし、なんて批判する人がいるのか理解できない。
※本作品はドキュメンタリーではありません