加えて、グルメ漫画『美味しんぼ』では、「タイ米の味」というタイ米フューチャー回を全4話にわたって連載。いまいち人気のでなかったタイ米を啓蒙すべく、山岡士郎が一肌脱いだというわけです。
今夏の気圧配置は、1993年に似ているとも…
この狂乱の平成・米騒動も、猛暑と豊作を記録した1994年秋口には、一気に沈静化します。これにて、めでたしめでたし……といきたいところですが、気の毒なのは、タイ国民。大量に米を輸出したおかげで国内の米価が高騰し、貧困層の中には飢餓に苦しんだ人も多数いたといいます。
その一方で、日本で売れ残ったタイ米は次々と廃棄されていきました。なんともやるせない話です。
今夏の気圧配置は、1993年と非常によく似ているといいます。果たして、これが米の収穫量にどんな影響を与えるのか……。一消費者として、24年前のようにならないことを祈るばかりです。
(こじへい)
冷夏にかこつけた、米輸入解禁の年。
今年に限った話じゃないよ。表立って取り上げられないだけで毎年とれ高は激減してる。でもコメは売ってる。そうさ、昔は家畜しか食べなかった種類を人間用に売り出したんだから。
食料危機ってのは輸入を一度止めたら実感湧くかも。食料がある現在では何とも思わないよ♪