90年代の美少女ブームを牽引した一色紗英。当時は5代目リハウスガールとしても知られている(他の代のリハウスガールは宮沢りえ、蒼井優、夏帆などそうそうたる顔ぶれだ)。


ポカリスエットのCMで大ブレイク


一色は1991年、フジテレビ系ドラマ『学校へ行こう!』でデビューした。
そして翌年、ポカリスエットのCMに起用されると、瞬く間に大ブレイクを果たしたのだ。

しかし一色は単なる清純派というわけでもなく、バラエティー番組では天然ぶりを発揮し面白キャラとしても人気者になった。

きっかけとなったのは、お笑いコンビ内村光良と南原清隆の『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』にレギュラー出演したこと。この番組での天然ボケぶりが高く評価され、他の番組でも“マルチタレント”ぶりを発揮するようになっていった。

現在は海外に活動拠点を移した一色


それでは近年の一色はどんな活動をしているのだろうか。

実は彼女、高校卒業後に留学したことがきっかけとなり、ファッションブランド『archi (アーキ)』を立ち上げ、そのディレクターとなっている。旅に出た際にふれた伝統的ファッションに惚れ込んだらしい。

『archi (アーキ)』のデザインのバックボーンとなっている手法は、担当デザイナーが旅をし、旅先で出会った素材からインスパイアされたものを洋服に落とし込むというものだ。現在では、素材や着心地を重視する多くのファンを獲得し、息の長いブランドとなっている。

また、2002年には元モデルでデザイン事務所経営の男性と結婚。二人の間には、2002年誕生の長女、04年誕生の次女、06年誕生の長男と3人の子どもがいる。

結婚後はロサンゼルスに生活拠点を移している一色。
現在は3人の子供を育てながら、ファッションの舞台などで活躍中のようだ。
(せんじゅかける)


※文中の画像はamazonよりNeem vol.1(タウンムック)
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