安室奈美恵が離婚した後の2003年、安室のマンションから朝早く出てきたところを写真に撮られ、半同棲をフライデーにスクープされたのがV6の三宅健。ふたりのTシャツと時計がおそろいで、熱愛と騒がれた。


三宅健はV6のなかでソロ活動が際立つ存在ではないが、柴崎コウ、小野真弓などと週刊誌でデートを激写されており、熱愛の噂や報道が数多くある。なぜ、こんなに三宅がモテるのか、その魅力を探ってみた。

自分優先ではない頭のよさと情の深さ


V6は、年長組の20th Century(通称:トニセン)と年少組Coming Century(通称カミセン)という2つのグループから構成されているが、三宅健はカミセンに所属。1992年、三宅は中学2年のときにジャニーズ事務所に入所した。ほぼ同時期に同じ中学生で入所した森田剛とは特に仲がよく、ジャニーズJr.時代は「剛健コンビ」と呼ばれ、Jr.内でもトップクラスの人気を誇った。

2014年、V6がデビュー20周年を迎える直前のテレビで、三宅がV6メンバー結成について話した。当時、ジャニー社長から「V6やらない?」と声をかけられた三宅は、森田がグループに入るかどうかを聞くと、入らないと言われて「剛が入らないなら、やりたくない」と答えたのだ。

グループを結成するなら仲良しの森田と一緒でなければ嫌という思いはもちろんだが、そんな個人的な理由ではなかった。ジャニーさんから「剛が(V6に)入ったら、お前は一番になれないじゃない。それでもいいわけ?」と言われても森田を入れてほしいと懇願したという。
自分が一番になるより、グループの未来を考えての発言だった。今もふたりはライブの後にふたりだけ延泊し、食事をして帰るなど、変わらず“阿吽の呼吸”の仲だ。

大物女優にタメ口、時間にしばられない自由人?


三宅の性格は無邪気で自由奔放、遅刻と忘れ物の常習犯で、ジャニーズ一の自由人といわれるほど。
『ホンマでっか?TV(フジテレビ系)』では、「必ずといっていいほど出発の時間に起きて、そこからシャワーを浴びる。
1人だけ後から違う車で会場入りすることもある」「海外に行くと必ずパスポートをなくして、メンバーを待たせる」「大物女優の泉ピン子にタメ口で話しかけていた」とメンバーに暴露された。

また、甘えん坊なのか、以前からメンバーの膝の上に座るのが好きで、その話から『櫻井有吉アブナイ夜会(当時。現在は「櫻井・有吉 THE夜会)TBS系)』でマツコ・デラックスや有吉弘行の膝の上に乗った。

多趣味な三宅健


三宅は38歳とは思えない童顔だが、盆栽、落語、相撲といった多彩な趣味をもつ。また、少林寺拳法、ボクシング、水泳が得意で、愛犬家でもある。

格闘技については、2002年にドラマ『私の青空2002(NHK)』でボクサー役を演じたのをきっかけに、都内の名門ボクシングジムに通い、熱心に練習。仕事の合間にランニング、筋トレ、ジム通いを欠かさない。
一時はプロテストを目指したが、事務所からストップがかかったという逸話もある。鍛え上げられた肉体美は雑誌『Tarzan(マガジンハウス)』で披露している。

また手話は『みんなの手話(NHK・Eテレ)』でナビゲーターを務め、2016年には「みんなで応援!リオパラリンピック(NHK)」のキャスターにも抜擢され、話しながら手話を行うほどの上達ぶり。
そもそも、V6のコンサートでファンから手話で話しかけられたときに、わからず返せなかったことをきっかけに手話を学び始めたというから、真面目な一面がわかるエピソードだ。

ファンがメロメロになるファンサービスと独占欲


「ファンにちやほやされたい」と公言している三宅。ライブでは、外周やトロッコでメンバーにからんで積極的に歓声があがるリアクションをしたり、自分のファンを探して、ときには指をさしてピンポイントに手を振る。
「ファンサービスをしてメロメロになる女の子を見るとドS心がワクワクする」と語っている。

自身がパーソナリティーを務めるラジオ『三宅健のラヂオ(bayfm)』では「他のグループを好きな人がV6に浮気をするのはいいけど、V6ファンが他のグループに浮気をするのは絶対許さない。他のグループのコンサート会場に行ったら血眼で探して、見つけたら『君のいる場所はここじゃないよね』ってつまみ出すよ」との発言も。
「浮気してもいいから戻ってきて」といった発言をするジャニタレが多いなか、独占欲が強い三宅。

無邪気で自由奔放、甘えん坊で独占欲が強く、どこかかまってあげたくなる。母性本能をくすぐるそんなところがモテ男の秘訣かもしれない。
(佐藤ジェニー)
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