90s

吉田拓郎の闘病中に桑田佳祐が励ましの唄を歌った伝説ライブパフォーマンスとは?


ライブで披露された拓郎賛美の改変版


時は流れて、2003年。拓郎の身体に癌が見つかりました。幸い早期だったため手術で除去できたのですが、これまで大病を患ったことがなかったゆえ、不安な入院生活を送っていたそうです。

そんな拓郎を励ますため、桑田はサザンオールスターズのライブで久しく封印してきた『吉田拓郎の唄』の歌唱を決意。もちろん、必死に病魔と闘っている時に「カス」だの「死ぬ」だの罵るわけにはいきません。そこで桑田は、問題がありそうな箇所を以下のように改変したのです。

涙の辛さも教えずに 一人男が死ぬ⇒酔いどれ姿もいかしてた そんな男がいる

唄えぬお前に誰が酔う やがて闇に消える⇒今でもあなたの歌声が 胸を熱くさせる


このように、拓郎賛美の内容にして歌い上げたのでした。
この時、桑田は47歳。すっかり角ばった部分が取れて、憧れや尊敬の気持ちを照れくさがらず、直球で表現できるようになったということなのでしょう。

曲の終了間際には、ステージに設置された大型のバックスクリーンに、拓郎の写真を映し出す演出も披露。
歌詞の中身も含めて少々クサい演出でしたが、そこには『吉田拓郎の唄』発表時から、いや、それよりもっと前から抱いていたのであろう桑田の変わらぬ「吉田拓郎・愛」がありありと見えました。
(こじへい)

※文中の画像はamazonよりPen (ペン) 2017年 9/1号 [1冊まるごと、桑田佳祐。]

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「吉田拓郎の闘病中に桑田佳祐が励ましの唄を歌った伝説ライブパフォーマンスとは?」の みんなの反応 5
  • 匿名さん 通報

    吉田拓郎の唄 聞いたときはびっくりしたなぁ。 今でももっと鋭く 批判すべきモノには批判していますよ。

    18
  • naru 通報

    桑田と同世代。確かに自分も拓郎は死んだと当時思った。拓郎に対する強烈な思いと大きな失望。それを歌にした。それも吉田拓郎の歌と。さすが桑田も並みではなかったね。

    10
  • 匿名さん 通報

    攻撃的な面ってないけどね~。病に倒れられたりすると、かなりしゃれにならん唄って思うファンも少なくないと思うわ。何気にそういうところあるよな(笑;)。拓郎さんはこのジャンルのNo1先駆者

    9
  • 匿名さん 通報

    吉田拓郎の唄は批判じゃないよ?フォークソングのカスってのは曲を作るに当たっての美味しいところって意味ね。これ書いた人馬鹿なの?調べろよ。

    7
  • キジトラ 通報

    紆余曲折があったんですね。

    4
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