男性が30歳過ぎて「変わったなぁ」と思うこと


30歳まで半年を切った筆者。「曲がり角」なんて言葉を気にしているのは女だから? けれど30歳を過ぎた男性たちも、健康面や恋愛面などさまざまな変化に驚いたり戸惑ったりしているようです。
30歳以降の男性に聞きました。「30歳過ぎて変わったなぁと思うこと」は何ですか?

「数多くある…」身体的な変化


「白髪が増えた、体に肉がついたなど、身体的なことは数多くある」(33歳/ライター)

周りの30代男性からも、時折嘆きのような「変化」の声を聞きます。
身体の変化は多くの方が感じているようです。

「髪が薄くなった。視力が極端に悪化した」(36歳/会社員経理)

「疲れやすくなった」(31歳/美容師)
「20代の頃は、疲れていても一晩寝たら完全復活! それが30代になった頃から、寝ても疲れが残っている」

男性が30歳過ぎて「変わったなぁ」と思うこと
アザは心配です…


「傷の治りが遅い。気がつくとアザができている。食べる量が減った」(34歳/アルバイト)

「体重、体型の変化が気になる」(34歳/アルバイト)

「鍛え始めた」(31歳/美容師)

男性が30歳過ぎて「変わったなぁ」と思うこと
この「鍛えはじめた」方によると、鍛えた体は女性にモテたいわけではなく、同性である男性に「おっ!鍛えてるなぁ」と思ってもらいたい気持ちが強いそう。ちょっと意外です。


若い頃の自分はびっくり!?内面的な変化


若者目線からお父さん目線へ、花が好きになったなど、内面的にもさまざまな変化が。

男性が30歳過ぎて「変わったなぁ」と思うこと
31歳の男友達も「すげーわかる!」と。最近は「いい子そう」みたいに思うそうです。


「週刊誌のグラビアアイドルなどを見て、昔は同年代だったため、素直にかわいいと思ったり思春期的な考えを持ったが、今は『育ちがよさそう』、『素敵な子』など、お父さん目線になっている気がする」(33歳/ライター)

「臆病になった。正義感が薄れている。立場ばかり考えて行動するようになった」(38歳/会社員)

「働き盛り世代」としても大変そう。応援しますが無理はせず!

男性が30歳過ぎて「変わったなぁ」と思うこと


「子育てについて考えてみたりする。結婚について具体的に考えるようになった。将来への不安を感じたりする」(34歳/アルバイト)

「『大人になる』という言葉の意味合いが変わった。若い頃はとにかく自立し成熟し何事にも動じなくなるイメージだったが、結局そういう子供の頃からの欠陥を持ち続けたまま生きるもので、そういう自分を認めつつ自分なりに生きる、みたいなことが『大人になる』ということなのでは、という考え方になった」(35歳/会社員)

「子供が好きになった」(34歳/サービス業)
「昔から嫌いではなかったが、今は泣き喚いている子供がいてもニコニコ眺めていられるぐらいには好き。
インスタグラムのイラスト付き子育て日記がおもしろくて読みふけっている」とのこと。
筆者も好きな子育て日記は、女性人気ばかりではないようです。

「恋愛対象が『年上中心』から『年下中心』になった」(35歳/会社員)
「単に好みの問題というより、自分より年上となるとすでに相手がいる場合が多く対象になりにくくなる、という現実的な理由もある」と。

男性が30歳過ぎて「変わったなぁ」と思うこと


「昔はそんなに興味が湧かなかったものに興味が湧いてきた。花とか」(34歳/サービス業、34歳/アルバイト)

とっても素敵なことですね。「花を愛でる日がくるなんて自分でもビックリ」とのこと。若い頃の自分が見たら驚くような変化も起こるようです。
また、「感情の変化が薄くなった」という声も。

「色々な情報や出来事に対して感情が動きにくくなった。時事的な話題から身の回りの人間関係まで、何となく『前に起きた、見聞きしたことと同じ』感覚があり、若い頃に何事にも新鮮味を感じていた頃よりは感性が落ちた。そのかわり、自分にとって新鮮味を感じられる、興味が持てることに出会うと深くまで追求したくなるようになった」(35歳/会社員)

男性が30歳過ぎて「変わったなぁ」と思うこと


経験が冷静さを生む中で、「新鮮なものを見ると若い頃以上に追及したくなる」ということは、好奇心自体が冷めるということではないようですね。

「『友達』の感覚が変わった。
若い頃は、ひとつかふたつの『仲間』といった同世代のコミュニティ(学校や職場など)の中で色々な「友達」と接していたが、社会人として職を転々としていると、環境も世代も様々な人と『個人対個人』で接することが増え、数としては少なくなったが『友達』と思える相手の年齢も関係性も、若い頃より広くなったと思う」(35歳/会社員)


男性が30歳過ぎて「変わったなぁ」と思うこと


「圧倒的に涙もろくなった」(34歳/サービス業)
「映画の序盤、楽しい映画になりそう!と思ったら泣いてしまっていた。自分でも意味不明」
自然と起こる変化に戸惑うことも…?

「イライラしやすくなった」という声も時折聞きますが、内面的には比較的「穏やか路線」に向かう傾向が目立ちます。

「あの人あの人!誰だっけほらあの人!」生活の変化


「食生活を気にしだした」(31歳/美容師、34歳/アルバイト)

「人の名前が思い出せなくなった」(34歳/アルバイト)

最近筆者もそれ感じます。先日もあったのですが、今ではどなたの名前を思い出せなかったのか思い出せない…。

「小遣いが減った。結婚後、妻、子供とシェアしているので当然だが」(31歳/会社員)

「理由なく友達に会えなくなった」(31歳/美容師)

男性が30歳過ぎて「変わったなぁ」と思うこと
親父ギャグが『本物化』する懸念!?


「20代の頃は『そんなバナナ!』などの親父ギャグを、“あえて”言うことがあったが、30歳を過ぎてからは『この人普通に親父ギャグを言っている』と思われそうなので言わなくなった」(33歳/お笑い芸人)

「変化」でなく「進化」!


29歳女の筆者も共感することが多かったです。
身体に心に、気を使うことも多そうですが、気持ちや感覚の変化があるからこそ楽しい人生になっていくのかもしれません。「変化」というより「進化」と呼んでいきたいですね。30歳を過ぎてからが花なのですから!
(武井怜)
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