旅館で女性側に置かれる“おひつ・しゃもじ”は女性差別?
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10月22日にとあるTwitteユーザーが投稿した、旅館で置かれる“おひつとしゃもじ”の位置についてのツイートがネット上で話題になっている。

「おひつとしゃもじ」をきっかけに議論


話題になっているツイートは、「旅館で毎回毎回、上座に座ろうが下座に座ろうが妻の方に置かれるおひつとしゃもじが辛い」というもの。投稿者はさらに、「私はもういいんだけど、外国人観光客にもまさか同じことしてるんじゃねえだろうなって心配になる」とコメントしている。



この投稿はネット上で物議を醸すことに。賛成派の意見としては「ほんとこれは毎回心底思う。よそうのが嫌だって話じゃなくて、女性がよそうべきだって決めつけられてるのが嫌」「旅館の人に深い意味はないんだろうけど、こういう無意識に何度傷つけられたか…」「外国人の方々の意見を日本語訳しているサイトで、これだけは嫌だというのに、このおひつ&しゃもじ問題がありました。自分は経験がありませんが、たしかにされたら嫌かもしれません」というものが。

また、「どっちでもよくない?」「どちらがよそうかなんて決まってないし誰がやったっていいんだけど、旅館は“そう用意するもの”で、そういう雰囲気も楽しむものなんじゃないの」「おひつなんか動かせばいいだけだし、いちいちこだわってることが男女差別とか男尊女卑の根源って感じがする」といった声も上がっている。

クレームの有無がおひつの位置を決める?


ネット上では、「男性側と女性側だったら、女性側に置いた方が圧倒的にクレームが少ないから女性側に置いてるだけじゃないの?」という声も。

これはおひつ・しゃもじに限った話ではないようで、実際に「飲食店のバイトでちょっと良いお店にヘルプに行くことあったけど、大皿にサーブ用のシルバー置く時は持ち手を絶対男性側に向けてはいけないと言われていた。それだけで怒る人がいるからって」「飲食店勤務時代に取り皿を男性側に置くと、『お姉ちゃん、常識ってわかる?』って常識的な紳士から何度も指導されたなー。私は性別を問わず断固テーブルの空いてる場所に置き続けたけど」という体験談も上がっている。
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