1990年代、10代~20代の若者に絶大な人気を誇ったJUDY&MARRYのボーカルとして活躍し、現在もソロアーティストとして活躍中のYUKI。
そんな彼女は高校卒業後、ある企業の就職試験を受けていることをご存知だろうか。


YUKIが選んだ意外な職種


中学から高校時代は、バレー部に所属。高校時代はキャプテンまでつとめたほどの体育会系女子だったYUKI。音楽といえば小学生時代にピアノと歌を習っていたぐらいだった。それも、うまく弾けないからと途中でやめてしまったとか。

高校卒業後は進学せず、音楽の道に進むのでもなく、就職する道を選んだ。
YUKIは地元の函館にあるバス会社を受験した。なぜバス会社だったかといえば、母親がバスガイドをしたことがあり、その話を時折聞いていた、という単純なものだったようだ。

バスガイドになるべく入社試験に臨んだところ、歌のテストがあり、YUKIは松村和子が三味線とともに歌いあげる『帰ってこいよ』を披露。このときの歌声がかなり大きく、面接官たちの間で話題になったほどらしい。

めでたく採用になったのちも、研修期間中に同僚などから「あなた、大きな声で歌っていた人よね」と言われたという。

1990年代を駆け抜けたJUDY&MARRY


しかし、採用されたバスガイドをすぐ辞めてしまったYUKIは、91年6月に恩田快人と出会ったことがきっかけとなりJUDY AND MARYを結成。音楽の道へと本格的に進むこととなる。

その後、あっという間にメジャーシーンへと駆け上っていったジュディマリ。
94年4月からオールナイトニッポンのパーソナリティーを務めるなど、知名度も飛躍的に上がっていった。

そして2001年、JUDY&MARRYは解散したものの、YUKIは現在もソロで活躍中。来年1月にはシングルコレクション「すてきな15才」の発売も予定している。

結婚・出産・子育て経験を経て、コケティッシュでキュートな面に加えて成熟した大人の女性としての落ち着きもプラスされたYUKI。アーティストとしてさらに豊かさと広がりも増したようだ。今後のますますの活躍を期待したい。


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