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チャレンジャーが5人のモンスターを倒せば賞金100万円獲得の即興のラップバトル。
即興で、韻を踏みながら、言葉とリズムを相手にぶつける8小節2ターンの勝負だ。
3本勝負、2本先取で勝利。
ただし、判定が全員一致するとクリティカルとなり即勝利確定である。
4th season Rec 4-3。
呂布カルマの「Big up! 布面積の小さい下着」ってフレーズからスタート。
Big upは、感謝!ってニュアンスの言葉。
前回勝ち抜いたチャレンジャーはSAM。
栃木宇都宮市出身の22歳。
2nd Battle。モンスターは、崇勲。
2連敗中。
「前回まではモンスター然としなきゃならないと勝手に感じてたところあったのでそういうことをヤメて挑もうかな、と」
と煽りVで語っていたとおり、
崇勲:モンスターレベルじゃなくてごめんね これでもラップ15年目。
からはじめて、
崇勲:ここでやだ 負け犬キャラ そんなの絶対やだやだやだ。
と、「やだやだやだ」と絶叫。
弱みを見せてから、
TRFのSAM→寒む→EZ DO DANCE→「軽く俺が吹っ飛ばす この1バース」
とアタックしてシメる実にキレイな構成。
SAMの「色物は下がれ」を受けて、
崇勲:「色物は下がれ」下がれないんだな〜モンスターだもの
と、相田みつをの「人間だもの」を繰り出し、
その後、やだやだ攻撃をリピートして盛り上げる。

キャラクターの味が存分にでて、2Round制したモンスター崇勲の勝利。
次なるチャレンジャーは、じょう。
3rd Season Rec2にTEAMニガマムシとして登場。
(→「フリースタイルダンジョン」ラスボス般若を引きずり出したニガマムシ、じょうで下克上なるか)
対するモンスターは、ACE。
じょう、困り顔で登場。
Zeebraがあれこれ質問しても、「何にも思わないすねぇ」となぜかウィスパーボイスで答えたり、首を傾げるばかり。
Round1。
じょう:革命映すテレビ朝日ぃぃ明るい未来は手の中にぃぃ こいつはくだらない ラップも全部つまらないぃぃ
口が悪いばかりではなく、その言い方が絶妙。
語尾をひねりながら伸ばす語り口が、こましゃくれるガキのパワーを増幅させる。
じょう:画面に映って砂嵐ぃぃ これ前回のダンジョンの憂さ晴らしぃ
ACEを無視して前進し、観客に向かって叫ぶ。
ACEの「噂話」のワードを受け取って、
じょう:こいつの噂話 こいつギャグ線だろ くまだまさし
とカマして、
じょう:世にも奇妙な物語でラップ講師してたらしいけど お前が教えてあのレベルかよまさに世にも奇妙な物語やで
と「世にも奇妙な物語」の「フリースタイル母ちゃん」の回をイジる。
前のROUNDでSAMも
SAM:このラップ見るなら このあいだの世にも奇妙な物語のラップのほうがよっぽどマシだぜ
と話題に出していた。
「世にも奇妙な物語」の「フリースタイル母ちゃん」は、
主役の中山美穂が演じる母ちゃんが「スッと一塗りするだけで心の毒が全部出る」リップクリームの力で、いたるところで即興ラップを繰り広げるって物語であった。
これのラップ監修をACEが務めた。
いとうせいこう、スチャダラANI、ACE、晋平太、輪入道が出演、っていう豪華さであったよ。
チャレンジャーじょう、クリティカル勝利。
Zeebra「次、行きますか?」に大して、なぜか腕時計を確認して「行きます」。
予告によると、次回、立ちはだかるモンスターは呂布カルマ。
「新モンスター強すぎる 違う。俺以外のチャレンジャーがクソ過ぎる」
と言ってるじょうの顔が、鬼気迫るものあったよ。
次回、大期待。
(テキスト/米光一成 イラスト/まつもとりえこ)