元モーニング娘。の市井紗耶香が、先日のバラエティ番組出演時にタトゥーが映ったと話題になった。
子育てに奮闘する市井の私生活に密着した際、首から背中にかけて彫られたタトゥーが映り込んだのだ。イメージが命の芸能人、しかも元アイドルとあって、否定的な声が多いようだ。
久々に表舞台でその名を聞いたのは、またも騒動によるもの。
思えば、モー娘卒業から復帰にいたるドタバタぶりが、その後の運命を暗示していたかのようである。
98年5月に第2期メンバーとして加入した市井紗耶香が、モー娘を卒業したのは00年5月21日のこと。
新曲『ハッピーサマーウェディング』がリリースされ、ハロプロ勢総出演の映画『ピンチランナー』が公開されたばかり。
後藤真希の教育係としてのキャラもバラエティで受け、グループ内ユニット「プッチモニ」では、そのゴマキを従えリーダー的存在に。まさにこれからもう一段階のブレイクか、と期待された中での出来事だった。
卒業理由は「シンガーソングライターになりたい」「ソロデビューする」といったもの。
プロデューサーのつんくも「もう少し、モー娘で力を磨いてみたらどうか？」と引き止めたが、市井は「歌手活動をして3年目を迎えたし、自分の中でも歌手としてやっていく自信が付いたんです。今から自分なりの道を模索して行かないと遅くなると思うので、突然ですが辞める決断をしました」と、答えたという。
当時まだ16歳。この若さでこの決断はなかなかできるものではない。
しかし、シンガーソングライターとしてのソロデビューはモー娘に在籍しながらでも取り組めるし、むしろ、その方が大きな話題になりやすいはず。
そのため、当時は男性絡みのトラブルや絶対的エースだった後藤真希との不仲説など、別の理由があるのでは？ と騒ぎ立てられることに。正式に卒業が宣言されたのがわずか1ヶ月前という急展開ぶりも、その騒動に拍車をかけている。
実際、卒業後にはゴマキの弟で当時EE JUMPのユウキ(後藤祐樹)とのデートがスクープされるわけで、それらのウワサに信憑性を持たせてしまうのだが……。
また、事務所と金銭面をめぐるトラブルがあったとの説もあるが、つい先日、市井本人がツイッターでこの説を「ただ、私が頑固だっただけ。それだけです。」と否定している。
市井は卒業時に「2、3年かけて勉強したら、再びみなさんと、今度はソロアーティストとして会えたらと思う」と意気込みを宣言したが、その復帰は思った以上に早かった。
01年10月、わずか1年半での復帰が発表され、11月にはシャ乱Qのたいせー(現・たいせい)プロデュースによるソロアルバムをリリースしたのだ。
といっても、ソロでも自身制作の楽曲でもなく、同じくモー娘卒業生の中澤裕子とのコンビ売りとなる往年のフォークソングのカバーアルバムであった。
写真集を発売し、握手会を開催するなどアイドル活動にいそしみ、翌02年春には、たいせーを中心に「市井紗耶香 in CUBIC-CROSS」というバンドを結成する市井。
あれ？ソロアーティストの夢は……？と、ファンは戸惑うばかりである。
ファーストシングルお披露目ライブでは、たいせーも「元モー娘という名前を捨ててもらう」と意気込んでいただけに期待が集まったが、持ち歌が2曲しかないことを堂々宣言し、普通にモー娘メドレーを披露してしまうのだから、どうにもピントはズレっぱなし。
一応、同年秋のアルバムでは全11曲中の7曲の作詞を市井が手がけ、ついに夢の実現に向けて動き出したかと思ったが、セールスは伸びない。すでに、元モー娘の神通力は賞味期限間近。時すでに遅し、である。
突然、霊感があることをカミングアウトし、「そっち方面」で売り出そうとするなどもしたが、迷走感ハンパないのは明らかだった。
結局、細々と活動を続ける中、03年11月にホームページ上で引退宣言を発表してしまう。事実上、2度目の引退宣言だ。
「自分の幸せのもっとを探しに行きます」とあったが、その幸せは翌年の結婚にあったようだ。ちなみに、お相手は「市井紗耶香 in CUBIC-CROSS」のギターを務めていた男性であった。
その後、またも芸能界復帰。私生活では離婚、2度目の結婚を経て、現在は4人の子育てママである。
グリコ『パピコ』CM企画の「大人AKB48オーディション」に応募して、モー娘＆AKB双方のファンを困惑させ、さらに応募理由を「大人の事情があった」とぶっちゃけてしまうなど、芸能界の枠組みにとらわれない自由奔放さを持つ市井。
今回のタトゥー騒動もどこ吹く風といったところだろうか。
※文中の画像はamazonよりFOLK DAYS~市井紗耶香 with 中澤裕子~ [DVD]
子育てに奮闘する市井の私生活に密着した際、首から背中にかけて彫られたタトゥーが映り込んだのだ。イメージが命の芸能人、しかも元アイドルとあって、否定的な声が多いようだ。
久々に表舞台でその名を聞いたのは、またも騒動によるもの。
思えば、モー娘卒業から復帰にいたるドタバタぶりが、その後の運命を暗示していたかのようである。
つんくもビックリ!? 突然の卒業宣言
98年5月に第2期メンバーとして加入した市井紗耶香が、モー娘を卒業したのは00年5月21日のこと。
新曲『ハッピーサマーウェディング』がリリースされ、ハロプロ勢総出演の映画『ピンチランナー』が公開されたばかり。
後藤真希の教育係としてのキャラもバラエティで受け、グループ内ユニット「プッチモニ」では、そのゴマキを従えリーダー的存在に。まさにこれからもう一段階のブレイクか、と期待された中での出来事だった。
卒業理由は「シンガーソングライターになりたい」「ソロデビューする」といったもの。
プロデューサーのつんくも「もう少し、モー娘で力を磨いてみたらどうか？」と引き止めたが、市井は「歌手活動をして3年目を迎えたし、自分の中でも歌手としてやっていく自信が付いたんです。今から自分なりの道を模索して行かないと遅くなると思うので、突然ですが辞める決断をしました」と、答えたという。
当時まだ16歳。この若さでこの決断はなかなかできるものではない。
モー娘卒業は本当にシンガーソングライターになるためだったのか？
しかし、シンガーソングライターとしてのソロデビューはモー娘に在籍しながらでも取り組めるし、むしろ、その方が大きな話題になりやすいはず。
そのため、当時は男性絡みのトラブルや絶対的エースだった後藤真希との不仲説など、別の理由があるのでは？ と騒ぎ立てられることに。正式に卒業が宣言されたのがわずか1ヶ月前という急展開ぶりも、その騒動に拍車をかけている。
実際、卒業後にはゴマキの弟で当時EE JUMPのユウキ(後藤祐樹)とのデートがスクープされるわけで、それらのウワサに信憑性を持たせてしまうのだが……。
また、事務所と金銭面をめぐるトラブルがあったとの説もあるが、つい先日、市井本人がツイッターでこの説を「ただ、私が頑固だっただけ。それだけです。」と否定している。
ソロアーティストの夢は!? 中澤裕子とデュオやバンドを結成
市井は卒業時に「2、3年かけて勉強したら、再びみなさんと、今度はソロアーティストとして会えたらと思う」と意気込みを宣言したが、その復帰は思った以上に早かった。
01年10月、わずか1年半での復帰が発表され、11月にはシャ乱Qのたいせー(現・たいせい)プロデュースによるソロアルバムをリリースしたのだ。
といっても、ソロでも自身制作の楽曲でもなく、同じくモー娘卒業生の中澤裕子とのコンビ売りとなる往年のフォークソングのカバーアルバムであった。
写真集を発売し、握手会を開催するなどアイドル活動にいそしみ、翌02年春には、たいせーを中心に「市井紗耶香 in CUBIC-CROSS」というバンドを結成する市井。
あれ？ソロアーティストの夢は……？と、ファンは戸惑うばかりである。
モー娘とは違う路線を歩むと意気込んだが……
ファーストシングルお披露目ライブでは、たいせーも「元モー娘という名前を捨ててもらう」と意気込んでいただけに期待が集まったが、持ち歌が2曲しかないことを堂々宣言し、普通にモー娘メドレーを披露してしまうのだから、どうにもピントはズレっぱなし。
一応、同年秋のアルバムでは全11曲中の7曲の作詞を市井が手がけ、ついに夢の実現に向けて動き出したかと思ったが、セールスは伸びない。すでに、元モー娘の神通力は賞味期限間近。時すでに遅し、である。
突然、霊感があることをカミングアウトし、「そっち方面」で売り出そうとするなどもしたが、迷走感ハンパないのは明らかだった。
バンドメンバーとのできちゃった婚で2度目の引退
結局、細々と活動を続ける中、03年11月にホームページ上で引退宣言を発表してしまう。事実上、2度目の引退宣言だ。
「自分の幸せのもっとを探しに行きます」とあったが、その幸せは翌年の結婚にあったようだ。ちなみに、お相手は「市井紗耶香 in CUBIC-CROSS」のギターを務めていた男性であった。
その後、またも芸能界復帰。私生活では離婚、2度目の結婚を経て、現在は4人の子育てママである。
グリコ『パピコ』CM企画の「大人AKB48オーディション」に応募して、モー娘＆AKB双方のファンを困惑させ、さらに応募理由を「大人の事情があった」とぶっちゃけてしまうなど、芸能界の枠組みにとらわれない自由奔放さを持つ市井。
今回のタトゥー騒動もどこ吹く風といったところだろうか。
※文中の画像はamazonよりFOLK DAYS~市井紗耶香 with 中澤裕子~ [DVD]
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