ひろゆきがビットコインの危うさ訴える「大切な財産を預けるのはやめたほうがいい」
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12月10日、ネット掲示板「2ちゃんねる」の開設者・西村博之さん(通称:ひろゆき)が、自身のTwitterでビットコインに言及して大きな反響を呼んでいる。

ひろゆきさんが“ビットコイン”について激論!


ひろゆきさんは、ブルームバーグの「ビットコイン、約4割を1000人の『クジラ』が保有かー売買で結託の恐れ」という記事を引用しつつ、「ビットコインは遊びの賭博なら面白いと思うけど、インサイダーや相場操縦がやり放題の市場に大切な財産を預けるのは、辞めたほうがいいと思うのですよ。真面目に税金払うとそんなに得しないし」と投稿。仮想通貨で稼ぐことの危うさを訴えた。



すると、とあるTwitterユーザーからは、庶民レベルの資産ならばチャンスのために捨ててもかまわないとの反論が。これにひろゆきさんは「その資産や時間をスキルなり資格なりに自己投資して、10年後にもっと稼げる仕事に転職するとかってアドバイスをしてくれる人は周りに居なかったんですか?」と反応。以降は投資についての議論が展開されている。

例え10万円から30万円の金額を自己投資しても、大した職にはつけないというのがTwitterユーザーの意見。一方でひろゆきさんは「30万円もあれば、プログラマーになって、お釣りも出ます」とネット通信制高校「N高等学校」で学ぶことを勧めた。30万円をビットコインに投機で使い果たすのなら、そのお金でスキルを身につけた方が確実だという。



同ツイートには他にも様々な意見が寄せられており、「ビットコインのバブルに浮かれてる人たちに見て欲しい」「株に怖さを感じない人はビットコインに手を出すべきじゃないよな」と賛同の声が。一方で「下手な専門学校に通うよりはよっぽどお得な投資だと思う」との反論もあり、賛否両論のようだ。

ビットコインはこれからどうなる?


実はこれまでもひろゆきさんは、度々ビットコインの危うさを訴えてきた。11月30日には「ビットコイン市場は短時間に売り注文を入れまくって、価格が崩壊したら買い戻すとか、株式市場では違法な相場操縦の規制が出来ない」「そういう荒業をやり続ける業者は儲け続けて、一般人は食い物にされるだけだと思うんですが、反論があるなら教えてください」と挑戦的なツイートを投稿していた。



また「仮想通貨は“価値の交換手段”“保存手段”“評価の手段”という要素を満たしてるし割と根付くとも思う」という一般ユーザーの意見に、ひろゆきさんは「ビットコインが無くなることはないと思いますが、『1ビットコインの適正価格はいくらか?』という答えが無いので、買ったときから下がり続けて、二度と元の価格に戻らないって人が51%ぐらいになる気がします」と返していた。
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