雑誌読み放題サービス「楽天マガジン」 実際に"初回無料期間"を試してみた

どこでも自由に好きな時間に読める「電子書籍」。ひとえに電子書籍といっても、そのサービスはさまざまある。
今回は、雑誌読み放題サービス「楽天マガジン」の初回無料期間を体験してみた。

筆者は普段から電子書籍を利用することもあるのだが、漫画の単行本を購入する程度。そんな読み放題サービスの初心者の目線で、「楽天マガジン」のサービス内容はもちろん、PC・タブレット・スマートフォンの読みやすさや、競合ともいえる「dマガジン」との違いを検証してみる。

楽天マガジンとは?


「楽天マガジン」は、楽天Koboが運営している電子書籍サイト。月額プランは税込み410円(以下すべて税込み価格)、年額プランは3,888円で、全11ジャンルの雑誌200誌以上が読み放題できる。

初回無料期間は31日間。決済方法はクレジットカードと楽天スーパーポイントから選択でき、楽天会員の場合は試し読みで200ポイントがもらえる。

入会手続きは”5分未満”


もちろん楽天会員ではない場合でも、楽天マガジンは利用できる。ということで、さっそく初回無料期間を体験してみた。
雑誌読み放題サービス「楽天マガジン」 実際に"初回無料期間"を試してみた

サイトトップの【31日間0円で試す】ボタンを押すと会員ログインページにいく。このとき楽天会員であればそのままログインできるのが、ない場合は新たに登録する必要がある。
雑誌読み放題サービス「楽天マガジン」 実際に"初回無料期間"を試してみた

会員登録には、メールアドレス・ユーザーID・パスワードのほか、氏名やクレジットカード情報、パスワード再設定のときに必要となる”秘密の質問”を記入する。
雑誌読み放題サービス「楽天マガジン」 実際に"初回無料期間"を試してみた

登録が完了すると下記の画面が出る。楽天カードの申し込みを進められるが、【続けてサービスを利用する】のボタンを押すと、サービス情報の確認画面へと移る。

雑誌読み放題サービス「楽天マガジン」 実際に"初回無料期間"を試してみた

サービス情報の確認画面にいくと、登録したクレジットカード情報のほか、料金プラン・ポイント支払い方法を選択できる。月額プランは410円だが、1年ごとの契約の年額プランは3,888円なので、月額プランと比べると年間で1,032円お得となる。長期的に利用する場合は断然年額プランの方がお得なのでオススメだ。
雑誌読み放題サービス「楽天マガジン」 実際に"初回無料期間"を試してみた

この画面が終わると申し込みが完了し、楽天マガジンが利用できるようになる。ここまでの所要時間は5分もかからなかった。

PC・タブレット・スマートフォンの3端末で読み比べてみた


「楽天マガジン」ではひとつのアカウントで5台までデバイスを共用でき、事前にダウンロードしておけばオフラインで読むことも可能。ということで、PC(Windows)、タブレット(iPad mini)、スマートフォン(iPhone7)の3つのデバイスを駆使して、どの端末が最も読みやすく、操作しやすいか調べてみた。

まずはトップ画面を比べてみる。
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楽天マガジンのトップ画面(PC)

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楽天マガジンのトップ画面(iPad)

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楽天マガジンのトップ画面(スマートフォン)

PCとスマートフォンはほぼ一面に更新されたばかりの雑誌の表紙画像が並べられたが、タブレットは中央の行のみに表れ、横にスクロールすると次の雑誌が表れる仕組みとなっている。

アプリから見ると、表紙画像のみが羅列した状態で表示された。シンプルなデザインで、ジャンル選択やお気に入り登録も簡単にできるので、タブレットやスマートフォンで使用する場合は登録後、アプリを活用した方がよさそうだ。また、アプリ上でお気に入りの雑誌を登録しておけば、オフラインでも読むことができる。
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続いて、1月10日に配信されたばかりの『週刊 東京ウォーカー』を読んでみる。
まずはPCで。読みたい雑誌の画像をクリックすると、新たに別ブラウザが開いた。
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操作は簡単で、矢印がでる方向にクリックすればページがめくれる。この操作方法はすべての端末で共通だった。
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PCは通常の雑誌サイズとほぼ同じサイズで読むことができるので読みやすかった。

続いて、タブレットで読んでみる。
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タブレットは文字も読みやすく、ページ全体も確認しやすい。指操作でズームも簡単にできる。漫画をタブレットで読むと画面サイズが大きいのが少し気になっていたが、雑誌は適切なサイズという印象。

最後にスマートフォンで読んでみる。
雑誌読み放題サービス「楽天マガジン」 実際に"初回無料期間"を試してみた

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文字が小さすぎる。記事を読む際にはズームにして読まなければならず、正直使いづらかった。
ただ、写真メインの雑誌を見る場合はスマートフォンの端末でも問題なく閲覧できた。

やはり、じっくり読む場合にはPC、またはタブレットがオススメ。通勤時間や休憩時間などにサクッと読みたい場合や写真メインの雑誌を閲覧したい場合にはスマートフォンと、ケースバイケースで端末を使い分けるのが良いだろう。なお、ほかの端末からログインする場合は、ログイン画面で登録したIDとパスワードを入力するとすぐに閲覧できる。

dマガジンとの違いは?


楽天マガジンと同様に雑誌読み放題サービスを行っている「dマガジン」。docomoユーザー以外でも利用可能だが、楽天マガジンとどういった点が違うのだろうか。以下、まとめてみた。

・dマガジンの方が月額費が少し高い
dマガジンは月額432円でサービスを提供しているので、楽天マガジンと比べると22円高い。

・雑誌のラインナップが異なる
dマガジンは200誌を超える最新雑誌、及び最大1年分のバックナンバー約1,500冊が読み放題できる。一方、楽天マガジンは前述したように、全11ジャンルの雑誌200誌以上が読み放題。一見区別がつきにくいが、ラインナップの数を調べてみたところジャンルごとによって種類が異なるようだ。
雑誌読み放題サービス「楽天マガジン」 実際に"初回無料期間"を試してみた

比較してみると、dマガジンの方が少し多かった。さまざまな雑誌をまんべんなく読みたい場合は両方のサービスを組み合わせて利用してもいいが、dマガジンも無料期間を設けているので、両方を試しに利用してみて、どのサービスが使いやすいか考えてみるのもひとつの手だろう。


「楽天マガジン」の解約は簡単にできる


無料期間に登録し、そのあと解約しようとすると、なかなか解約画面に辿り着けなかったり、うまく解約できないケースが稀にある。では、楽天マガジンではどうなのだろうか。調べてみたところ、解約方法は思った以上に簡潔、かつ簡単だった。

まずはログイン後、画面の右端にあるボタンを押し、【ご契約内容の確認・変更】を選ぶ。すると、ページ下の方に【解約ページへ】のボタンがあるのでクリックする。
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そこで再度ログイン画面が出てくるので、パスワードなどを入力。そこで注意事項が表示されるので確認しよう。問題なければ【解約処理に進む】を選択する。
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先ほどと同じような注意事項が再度表示され、下記の画面が表示されたら【解約を完了する】ボタンを押す。
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すると、解約が完了する。
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このあと登録したメールアドレス宛に解約のお知らせメールが入っていたので、これで解約処理は完了したようだ。なお、無料期間内に解約した場合は、その後サービスが利用できるなくなるため注意したい。
課金している場合は、解約したあとでも課金終了日まではサービスを利用することができることも覚えておこう。

今回、初めて雑誌が読み放題できる「電子書籍」を使ってみたが、月々400円ほどで幅広いジャンルの雑誌が網羅できるので、1冊購入するよりもかなりコストを抑えられる。ひとまず、31日間試してみて自分なりの"使い勝手"を調べてみてもいいかもしれない。
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