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20代と30代の婚活は全然違う年代で変えたほうがいい3つのスタンス

2018年01月31日(水)15:35

20代と30代で、恋愛も婚活の進め方も大きく変えたほうがうまくいく。実は多くの婚活男女が意識できていない事実です。

年齢と結婚率の関係はさまざまな機関がデータとして発表していますが、男女どちらも35歳を超えたあたりで、未婚者に対する初婚率が格段に下がることはいわれています。
本気で結婚したいと思うなら、自分の年齢や経験値、そして周りがどういう「先入観」を持って接しているのかを事前に理解し、婚活は進めていったほうがうまくいくのです。
今回は20代と30代の婚活、それぞれで意味が変わってくる婚活の3つのポイントをご紹介していきます。

婚活の「期限」の決め方

婚活を効率よく成功させるためには、一にも二にも期間と目的を決めて進むことが大切です。ダラダラと「彼女が欲しいな〜」と考え婚活をすると、あっという間に“婚活疲れ”になって続かなくなります。
ただし、そんな期限や目的も、年齢によって決め方は変えたほうが良いと思っています。

【20代】
あなたが20代なら、婚活の期限を「1年以内」など極端に短期集中にしてしまうと、真面目な反面、実はかえってマイナス印象になりかねません。

なぜなら20代という社会人経験がまだそこまで長くない人が「婚活第一」とやっきになっていると、女性は逆に「仕事を頑張る前になぜ結婚をそんなにしたがるんだ？」と勘ぐってしまいかねないからです。
あなたは「結婚して支えを得てから仕事をもっと頑張りたい」と言うかもしれませんが、仕事ができるひとは、独り身でも結婚していてもできるものです。
結婚して家族という基盤を持つことも大事ですが、まずは一人前に仕事ができるようになり、その後結婚を考えても遅くありません。

【30代】
30代は逆に「彼女ほしいな〜」とぼんやり婚活をしてはいけません。むしろそれだと、永遠に婚活は終わりません！「いつまでに結婚を考えられる彼女が欲しいor結婚する」と明確に目標を打ち立て、婚活・マッチングサービスを利用しましょう。
また、「いい人がいたら結婚したい」というぼんやりした希望を同世代の女性に伝えると、「誠実じゃない」「将来を考えてない」という印象を抱かせます。

30代女性の多くは“今結婚したい”と思って婚活をしていますから、極端にふんわりしていると、せっかくの魅力が半減して伝わってしまいます。

出会いの場も年齢による使い分けを

出会いの場といえば「紹介」「合コン」「婚活パーティー」「街コン」「相席居酒屋」そして最近話題の「マッチングアプリ」などがありますね。出会うだけならいろいろありますが、あなたの年齢と婚活の目的を意識すると、実は利用するサービスも限られてくるものです。

【20代】
20代は正直“婚期”までまだ猶予がありますし、大人といえど、まだまだひよっこ。そのため婚活を目的にしつつも、多くの人と出会ったり、さまざまな経験を重ねたりすることが大切です。
目的意識を持った人ならマッチングアプリや各種有料サービスを使えばよいのですが、時間がある20代のみなさんは、趣味サークルや友達の紹介など、“自然だけど知り合ってから結婚まで時間がかかる出会い”を探してみるのもありです。

【30代】
一方の30代は、余裕をこいて合コンや相席居酒屋など、いわゆる“遊び系の婚活”を主戦場にしてはいけません。

冒頭でもご紹介しましたが、男女どちらも35歳をすぎたあたりで、未婚者に対する初婚率は顕著に下がることがわかっています。つまり35歳以下の方は年齢から逆算して計画を練り、相手探しをしていくことが大事です。
となると、マッチングアプリや有料サービスなど、目的を絞り込んだ者同士が出会い、最初から結婚を意識した関係づくりを目指していきたいところ。もちろん合コンや社会人サークルもよいですが、各種サービスを複合して利用することが1番効率的でしょう。

「出会いがない」を言っていいのはオトナだけ

最後は出会った際の「出会いがない」という一言について、世代による女性の印象をご紹介していきます。

【20代】
20代は一般的に働き盛りの遊び盛りです。

この時に「家と会社の往復で出会いがない」と自ら発すると、婚活以前に男性として魅力の半減につながります。
婚活の前に家と会社を往復する生き方自体を見直すことはまだまだ可能なので、どうして出会いがないのか、出会いを増やせないか、根本的な生活習慣の改善から考えてみましょう。

【30代】
30代も「家と会社の往復〜」という響きはよろしくないのですが、正直30代にもなると、自分の趣味や好き嫌い、生活スタイルが固定化されてくるので、今更出会いがないといわれる生活リズムを変えるのは無理があることを、女性側もなんとなくわかっています。無理して趣味や新しいことを探して婚活疲れを引き起こしてはいけませんから、30代は「無理しないために自分を振り返る」ことを大切にしてみてください。

比べると実は人生の立ち位置が違うため、婚活のやり方もさまざまある20代と30代。ぜひご自身に足りない部分はどこなのかを考えつつ、頑張りましょう。

（おおしまりえ）

参照：国立社会保障・人口問題研究所　人口統計資料集(2017改訂版)