
「アドレス変えました。登録よろしくお願いします。」
今や懐かしい?この響き。
「メールアドレス、どんなタイミングで変えていましたか?」
機種変更で

「機種変更時に変えることが多かった」(27歳/男性、30歳/男性、27歳/男性)
「携帯を変えたときに、アドレスも気分転換で変えた」(31歳/女性)
「機種変しました。番号はそのままです。登録よろしくお願いします!」
こういう文面も、よく見た覚えが。
機種変更時は「これを機に…」となりやすいですね。
迷惑メール対策

「迷惑メールが多かったため、面倒だけど変えた」(29歳/女子)
「電話番号のアドレスだったから迷惑メールがすごくきたので変えた」(33歳/男性)
「迷惑メールが多いので、アドレス変更しました。登録よろしくお願いします。」
こちらもまた、当時よく見た文面です。迷惑メール、学生時代はよく真に受けて悩みました。「無視したら裁判起こしますよ」とか。
返事を期待

「用はないけど人と連絡をとりたくなったときに、返信から会話が広がることを期待して変えていた」(29歳/女性)
アドレス変更の知らせは、普段連絡をとらない相手に連絡をする機会でもありますね。
恋人と別れて

「彼氏と別れたときや気分転換」(29歳/女性)
「友達が彼氏の名前をアドレスにしていて、別れたら即変えていた。同じく、電話番号がアドレスだった友達も『気分悪い』と変えていた」(34歳/女性)
「『○○(恋人の名前)-love-forever@…』とかあったねー(笑)」と同世代で盛り上がることもあり、恋人の名入りアドレスは全国共通だった模様。
人のアドレスに興味あり!

「好きなドラマのタイトルのメールアドレスにしていて、どうしてそれにしてるの?と聞かれて恥ずかしくなって変えた」(31歳/男性)

人のメールアドレスって読んじゃいます。どうしてこの言葉を選んだのだろうとか、このアドレス、あの人らしいなとか。
ちなみに筆者もメールアドレスは基本的に、好きな歌のタイトルや好きな歌手の名前などを入れ、アイデンティティのひとつとしていました。
芯がある?「アドレス変えたことない人」

「一度も変えたことがない。変えたくないので電話会社も変えられない。理由は手続きがあちこち面倒だから。でも、今の関係をリセットするには変えてみるのもいいのかなと思っている」(36歳/女性)
関係をリセット。恋人と別れたときに変えるという回答もそうですが、メールアドレス変更は、その手軽さとは逆に、大きなけじめのひとつとなり得るのでしょう。慎重に、時に、大胆に。
そしてこの方、メールアドレスを変えたことがないとのこと。他の方でも同じ回答や、変えたのは一度だけという方も。前述のとおり、メールアドレスをアイデンティティのひとつとして扱っていた筆者は、気分でころころ変えていたので、一度もアドレスが変わらない人が、芯のぶれない人のようで素敵に思えるのです。