はあちゅう「お金を使ってくれない人はファンとは呼ばない」に議論紛糾
はあちゅうさん 公式ブログより。

ブロガーで作家のはあちゅうさんが、Twitterに「私はお金を使ってくれない人はファンとは呼ばないと思う」と投稿。“ファン”について書かれた一連のツイートに、SNSなどでは賛否の声が上がっている。

金を払わない人はファン失格?


はあちゅうさんは同ツイートで「クリエイターが活動を続けるためにはお金が絶対に必要なので、お金を使って才能を伸ばすことに貢献してくれる人がファンだと思う。本を『くれるなら読みます!』イベントを『タダなら行きます!』とか言われるの腹立つ。それはファンじゃない」とコメント。ファンとクリエイターの関係について持論を展開した。



さらに続けて「こういうこと言うと絶対『応援したいけど、お金を出せない人もいます』って言う人が出てくるんだけど、お金がないのはそちらの問題であって、私が考える問題じゃない。私は私が活動するのにはお金がいるという問題が目の前にあってその解決を考えるのが仕事。お金を出す人を優遇するのは当たり前」と補足。その後、はあちゅうさんは一連のツイートを自身のブログでまとめ「クリエイターが活動を継続させるためにはお金を使ってくれる人がいないとダメだという、私にとっては当たり前のことを、書きました」と紹介している。



しかし、こうしたファンの捉え方を受け入れられないという人も多いようで、SNSなどでは「ファン=金って考えはクリエイターのスタンスじゃない」「ファンとパトロンをはき違えてる」と批判の声が上がった。一方で「金がないとクリエイターは活動できないっていう当たり前の話がなんでここまで批判されてるんだ?」「ファンなら金がなくても金を払うでしょ」「金の有無でファンに格差が生まれるのは事実」と賛同の声が上がっている。

岡崎体育さんはファンの“ランク付け”で炎上!?


ファンと金の関係については、以前にもミュージシャンの岡崎体育さんが金銭の大小でファンを格付けするようなシステムを採用して物議を醸した。ファンクラブの会員がグッズの購入状況などでランク付けされる「bitfan」というシステムで、高ランクのファンは低ランクのファンより多くのサービスが受けられるとのこと。しかしネット上では「金でファンに優劣をつけるな」といった批判が続出している。

すると岡崎体育さんは、2月3日に自身のブログで「僕の場合、お金がないとメジャーレーベルに所属できない。だから自分の作った音楽を評価して『お金』を出してくれる人に感謝の気持ちでおまけをつけて、少しでも満足してほしかった」などと、「bitfan」を使った真意を告白。同ブログは、はあちゅうさんもTwitterで紹介して「こんなの炎上するほうがおかしいと思うなぁ」とコメントしていた。


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