
「オープンソース活用研究所」が、新たなダジャレノベルティ「オープンソースラーメン」を開発。5月9日から東京ビッグサイトで開催される「Japan IT Week」で配布する。
ラーメンも「オープンソース」の時代に!?
「オープンソースラーメン」とは一体何なのか。これを知るには2008年に遡る必要がある。「オープンソース活用研究所」の寺田雄一所長は当時、野村総合研究所に勤めており、「OpenStandia」という社内ベンチャーを設立。このプロモーションのために作られたのが「オープンソース焼きそば」で、「Linux Word」や「ニコニコ超会議」など様々なイベントで配布されてきた。
「オープン“ソース”」と「“ソース”焼きそば」をかけたダジャレノベルティなのだが、ソースコードなどを共有できるウェブサービス「GitHub」でレシピを公開したりと“オープンソース”要素もバッチリ。そのユニークな発想でIT関係者の注目を集め、名物ノベルティとして親しまれている。
そんな「オープンソース焼きそば」も、今年でちょうど10周年。そこで「オープンソース活用研究所」は「10周年を記念して何かしなければならない」と考え、新たなノベルティの開発を決意。こうして完成したのが、今回配布される「オープンソースラーメン」だ。
同ノベルティのネーミングに、SNSなどではさっそく「“ソースラーメン”ってあるの?」「オープンソース焼きそばを知らないと洒落として通用しなくない?」というツッコミが。しかし千葉県船橋市には「船橋ソースラーメン」というB級グルメがあり、「オープンソースラーメン」はこのラーメンを研究して開発されている。
「オープンソースラーメン」の作り方
「オープンソースラーメン」も「オープンソース焼きそば」と同様、「GitHub」でレシピが公開されている。作成手順は「手順1:お湯をわかす」「手順2:カップラーメンにお湯を入れる」「手順3:3分待つ」「手順4:ウスターソースを入れる」「手順5:よく混ぜる」「手順6:お好みで、バター、黒コショウを入れる」「手順7:感動する」「手順8:SNSでシェアする」の8工程。
また「オープンソース活用研究所」は、「オープンソースラーメン」のラベルなどに使われている「シールの原稿(入稿データ)」も公開。手順に従って作成すれば、ノベルティなどに有用な「オープンソースラーメン」が誰でも作れる。今年は各地のイベントで、「オープンソースラーメン」が量産されるかも?