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ウェス・アンダーソン「犬ヶ島」これは傑作アニメ、王道にして奇怪で過剰なディテール

少年と犬との冒険と友情の物語という、王道の題材。そして目が回るような偏執狂的ディテールの蓄積……。『犬ヶ島』は、直球の冒険物語と製作陣の以上なこだわりとが絡み合った、ストップモーションアニメの新たな傑作である。
ウェス・アンダーソン「犬ヶ島」これは傑作アニメ、王道にして奇怪で過剰なディテール

ウェス・アンダーソン、「日本」と「犬」の映画を撮る


『犬ヶ島』の監督はウェス・アンダーソン。『グランド・ブダペスト・ホテル』など、キュートでキッチュでありながらキメにキメた構図と、そして意外に重たい味わいのテーマを組み合わせた作品で知られている。そんな彼が今回監督したのが、日本を舞台にしたアニメだった。

舞台は今から20年後の日本。ウニ県のメガ崎市では、犬を媒介とする疫病である"ドッグ病"が流行っていた。人間への感染を警戒した小林市長は、メガ崎のあらゆる犬を集め、ゴミ捨て場である"犬ヶ島"へと追放すると宣言。数ヶ月をかけて大量の飼い犬が犬ヶ島へと送り込まれ、島はゴミと空腹を抱えた犬たちで溢れることになった。

そんな犬ヶ島に、ある日小型の飛行機が墜落する。乗っていたのは市長の息子である小林アタリ少年。犬をご禁制にした市長の息子でありながら、護衛犬であり親友でもあったスポッツを探して犬ヶ島にやってきたのだ。墜落によって負傷した彼を助けたのは、かつて人間に飼われていた犬たちであるレックス、キング、デューク、ボスの4匹に、もともと野良犬だったチーフを加えた5匹の犬たち。飼い犬だった過去を持つ4匹はたちまちアタリ少年と馴染むが、野良犬であるチーフは人間に対して心を開かない。

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