子供のスマホ環境を「中古スマホ」と「格安SIM」で作る!通信費は家族4人で5000円

子供用スマホを用意しようとしてぶち当たる壁…それはコスト


前回は子供にスマホを持たせる、という話をしました。ただ、実際に子供にスマホを買おう……と思うと、問題が。

スマホ、そして通信費が高い!

日本で大手キャリアのスマホを契約しようと思うと、毎月の利用料がかなり高く付きます。

そこで提案したいのが「中古スマホ」と「格安SIM」の組み合わせで、安価にスマホを手に入れる方法です。

子供のスマホ環境を「中古スマホ」と「格安SIM」で作る!通信費は家族4人で5000円

子供のスマホ環境を「中古スマホ」と「格安SIM」で作る!通信費は家族4人で5000円

中古スマホって大丈夫なの?


・中古スマホのメリットは安さ!


スマホを中古で買うメリットは、なんといっても安いことです。
もちろん「中古」と聞くと、「ちゃんと動くのかどうか不安……」と思う方もいるでしょう。

ただ、中古専門店で選べばそういった問題も回避することができますし、子供に与えるスマホ、という前提で用途も限定的ということを踏まえれば、十分妥当な選択肢と言えるでしょう。

・デメリットはやはり多少は消耗している点


中古スマホのデメリットはやはり一度他の人が使用したものですので、多少は消耗しているところです。ものによっては画面や本体に少し傷があったりします。また、電池の持ちも新品に比べるとあまり良くないです。

ただこれもまた、限定的な使い方をするスマホであれば、ある程度妥協できる点かと思われます。

格安SIMってなに?


・格安SIMとは


格安SIMとは、一般的にドコモなど大手キャリアから通信設備を借り受けている通信サービスのことを指します。通信設備を維持するコストがない分、通信料金を下げることができていると言われています。

大手キャリアと比較すると、月々のスマホ通信料金が数千円変わるといったことも珍しくなく、通信費を抑えたい人にとっては賢い選択肢です。
子供のスマホ環境を「中古スマホ」と「格安SIM」で作る!通信費は家族4人で5000円


・格安SIMのメリットは安さ!

格安SIMのメリットは、とにかく安いです! よほど大容量通信をしない限り、普通に使えて月1000円程度です。


・格安SIMのデメリット

格安SIMのデメリットとして目立つのが、時間帯によって通信速度が変わることです。特に昼ご飯の時間帯などは通信速度が大幅に下がります。これは大手キャリアと比べると顕著に下がるようです。

また、基本的に店舗がなくほとんどネットで完結するサービスなので、問題が起こったら電話やメールでの問い合わせが基本となります。

中古スマホの買い方


・大手中古品取扱店「じゃんぱら」


個人的に一つオススメできるところは「じゃんぱら」です。ここでは僕もすでに何度もスマホを購入しているのですが、今まで大きな問題があったことはありません。

サイト上でスマホの汚れ度合いや破損の程度がわかるようになっていて、ランキング評価もされています。これにより若干の値段の差もありますので、多少見た目が古くても機能に問題なければいい、というのであれば評価が低めのもの、見た目もこだわる、傷がないものが欲しいというのなら評価が高めのものを選びましょう。

・オークションやフリマサービスはオススメしない

中古スマホを購入する方法としてほかにもヤフオクやメルカリなどといった選択肢もありますが、こちらはあまり慣れていない場合はオススメしません

個人から購入する場合、購入後の不具合できちんとした対応を取ってくれない可能性が大きいからです。中古専門店なら購入後一カ月以内の不具合は無料で対応、といった保証もあるので、そこも含めて検討しましょう。

・迷ったらとりあえずドコモ版を買おう


ちなみにスマホによっては「iphone ○ docomo」という風に、スマホ本体にキャリアの名前が書いてある場合があります。これはSIMロックといって、特定のキャリアでしかこのスマホは使えませんよ、という条件付きのスマホになります。

もしもここでどれを買えばいいのかわからない場合は、とりあえずdocomoと書いてあるものを買いましょう。今日本で提供されている格安SIM系の通信サービスで一番選択肢が広いのがdocomo回線なので、とりあえずdocomo版を買っておけば多くの通信サービス会社との契約ができます。


格安SIMの買い方


・迷ったら店舗で契約できるところを選ぼう

格安SIMはネットで購入するのが基本なので、たとえば「格安SIM 比較」といったワード検索をして自分の用途にあったサービスを検討してみましょう。

ただ、ネットで申し込むとSIMカードを自分で入れ替えないといけない、など少し手間と知識が必要になります。こういった手間が煩わしい方は、店舗で契約できるタイプの通信会社を選びましょう。たとえば家電量販店「ビックカメラ」が提供している「ビックSIM」、スーパーのイオングループが提供している「イオンモバイル」などがあります。

こういった店舗で契約できるところは、その場でスマホ本体も併せて購入できるところも多いので、「中古スマホは嫌だけど、格安SIMは欲しい!」という方もこちらをオススメします。

まとめ


子供にスマホを持たせるというと、よく「ケータイ代、高いんじゃない?」と言われます。
しかしうちは親のスマホも格安SIMにしているので、毎月の通信費は家族4人で5000円程度。ここまで安ければ、そんなに負担にもなりません。

コスト的な部分で子供用スマホ購入をためらっている方は、ぜひこのやり方を検討してみてください!
(ムーチョ)
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