
スシローが好きだ。回転寿司チェーンといえば、かっぱ寿司やくら寿司などいろいろと思い浮かぶが、筆者は断然スシロー派である。
そんなスシローの寿司を東京・港区のオフィスに出前してもらう方法を発見した。「え、回転寿司なのに出前?」「港区にスシローの店舗はあるの」そんな疑問が湧き上がるかもしれない。
だが結論から言ってしまえばフードデリバリーサービス「UberEATS」を利用するだけだ。本当にたったそれだけだが、せっかくなので詳しく説明したい。
スシロー空白地帯に出前してもらう

そもそも、大手回転寿司チェーンの出店は郊外がメインなのか都心にあまり店舗がない。スシローも都内全29店舗のうち23区内は12店舗のみで、その多くは足立区や江戸川区にある。筆者の勤める会社がある港区には、一店も存在しないのだ。

そんな「スシロー難民」の日々を過ごしていたある日、フードデリバリーサービス「UberEATS」のアプリを操作していて発見した「スシロー五反田店」の文字。約3km離れた品川区の店舗から届けてもらえるのか。やるじゃないか、スシロー! 早速注文してみた。

UberEATSは登録している配達員が自転車やバイクなどで料理を配送してくれる仕組み。

注文から10分ほどで、寿司を乗せたバイクが走り出した。

あとちょっとで寿司がオフィスにやってくる。
スシローデリバリーの実力は

注文から約20分で寿司が到着。

今回は「まぐろサーモンセット」の2人前を注文した。
店舗で直接購入できる「お持ち帰りすし」と同じ内容で16貫入っている。

保冷剤、ガリ、醤油、ワサビもついてきた。


店で食べるのと同じくうまい。
宅配寿司チェーンと比べると?
金額は1,539円に配送手数料380円を加えた1,919円だった。もちろん店舗でテイクアウトするよりやや価格は上がるが、満足度としては十分な内容だった。宅配寿司チェーンの価格と比べても高くはなく、むしろ総合的なコストパフォーマンスとしてはこちらのほうが上かもしれない。
スシローのデリバリーは2017年6月から五反田店と南池袋店で開始したサービス。UberEATSだけでなく楽天デリバリーでも注文できる。宅配エリアは各店舗の周辺に限定されるので、どこまで届けられるかの確認が必要だ。
