カズレーザー名言続出! 同志社大学卒インテリ芸人の経歴まとめ
画像はサンミュージック公式サイトのスクリーンショット

常に上下赤い服をまとい、金色の長髪が印象的なのが、お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザーだ。その見た目からすると、キワモノのキャラクターなのか? と思ってしまうが、実は頭が良く、クイズ番組ではほかのインテリ芸人に引けを取らないほどの活躍をみせている。また、さまざまな番組でみせる鋭い発言も度々話題だ。今回は、そんな芸人カズレーザーの経歴やエピソードを紹介する。


プロフィール


ここ数年でテレビで見かけることが多くなったカズレーザーだが、そのプロフィールはどうなっているのだろうか?

本名:金子和令(かねこかずのり)
生年月日:1984年7月4日
出身地:埼玉県加須市
血液型:O型
サイズ:身長180cm、体重80kg、靴27cm
学歴:埼玉県立熊谷高校~同志社大学商学部
趣味:読書、筋トレ、社会科見学
所属事務所:サンミュージック
相方:安藤なつ

カズレーザーの本名は金子和令。芸名に関しては「仮面ライダーV3」に登場した「カニレーザー」という怪人に由来している。

カズレーザーは地元・埼玉の名門校である熊谷高校から、こちらも関西の名門である同志社大学へと進学している、いわゆる高学歴芸人だ。埼玉県から京都の大学へと進学した理由は、一人暮らしをしたくて遠くの大学に行きたかったというシンプルなもので。同大学を選んだのも、勉強が嫌いでセンター試験で最初に受かったから。

大学時代から喜劇研究会に所属してお笑い活動に取り組んでおり、当時の相方は現在お笑いコンビ「さらば青春の光」で活躍している東口宜隆だった。

趣味が筋トレであり、筋肉隆々のマッチョマン体型が特徴的。しかし、仕事が忙しくなってきたこともあり、最近では筋肉が縮小してきているそう。また、読書家でもあり、「アメトーーク!」(テレビ朝日系)の「読書芸人」の回で自身のおすすめの本を紹介したこともあるなど多彩な趣味を持っている。

また、プライベートでは、男性とも女性とも交際経験のあるバイセクシャルであり、過去には先輩芸人である「流れ星」の瀧上伸一郎に対して男女をあわせて1番好きであることを告白している。

このように、プロフィールや経歴だけでも話題が豊富なカズレーザーだが、当初はピン芸人として活動していた。しかし、あまりにもスベってしまうために、事務所のスタッフに迫られ、安藤なつとコンビを組むことになったそうだ。

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相方の安藤なつ

相方である安藤についても簡単に触れておく。カズレーザーが赤い衣装に金髪という強烈なインパクトを持っているが、安藤もその巨体に紫の衣装とこちらも負けていない。メイプル超合金ではツッコミを担当している。

安藤が芸人を目指すきっかけとなったのは中学生のときに見た「タモリのSuperボキャブラ天国」(フジテレビ系)であり、高校生の時にはトリオを組んで芸人としての活動をスタートしている。その後、いくつかのコンビを経てメイプル超合金結成に至った。

ちなみに、コンビとしての活動のほかにも、お笑い芸人がプロレスに取り組むお笑いプロレス集団「西口プロレス」にてプロレスラーとして活動していた期間もある。

なお、芸名である安藤なつは、本名の「安藤」と「あんドーナツ」をかけたもの。





芸歴


大学時代にサークルでお笑い活動を始め、現在は安藤なつとメイプル超合金として活動しているカズレーザーだが、ここまでのブレイクを誰が予想できただろうか。そこで、続いてはカズレーザーの芸歴について詳しく紹介する。


働きたくないという理由から芸人へ


さらば青春の光の東口とコンビを組んでいた大学時代は学内大会では1位の常連で、1回戦で敗退したもののM-1グランプリにも出場するなど、精力的な活動をしていたが、このコンビは大学卒業とともに解散してしまう。

学生時代にお笑いに取り組んでいても、その多くは一般企業へと就職していくが、カズレーザーは働くことが嫌いで、アルバイトもほとんど経験したことがないほど。
銀行から内定をもらっていたものの、仕事がしたくないということで、もとから好きだったお笑いの道に進むことを決め、芸人になっている。

大学卒業後は京都から東京に移り芸人養成所で現在の所属事務所であるサンミュージックが運営している「TOKYO☆笑BIZ」へと入学。養成所を卒業した後はそのままサンミュージックへ入り、ピン芸人としてデビューした。

サンミュージックといえば、カンニング竹山をはじめとして、ダンディ坂野、髭男爵、小島よしお、スギちゃん、ゴー☆ジャスなどが所属している事務所だ。また、事務所の古株であるブッチャーブラザーズのぶっちゃあは、東京の多くの芸人から慕われている。
そんな事務所に所属することになったことに対してカズレーザーは「人生最大のミス」と語っているが、一方で今の自分があるのはサンミュージックのおかげであるとも語っている。

ピン芸人としてデビューしたものの、いきなり売れるわけもなく、ライブに出演する程度でろくに収入もない生活を送ることになる。普通であれば、心が折れそうな状態であるが、カズレーザーは当時に関して不安はまったくなかったと語っている。また、空いた時間はひたすらネタ作りに取り組んでいたそうだ。
超前向きとも言える性格に加え、熱心にネタ作りにも取り組むなど芸人としてストイックとも思えるカズレーザーだが、ライブではスベりまくっていたそうで、先ほども紹介したようにサンミュージックのスタッフから「スベって死ぬ」か「コンビを組む」か迫られ、当時組んでいたコンビを解散したばかりだった安藤なつとコンビを組むことになった。

2012年にメイプル超合金を組んだカズレーザーが多くの注目を集めることになったのが、2015年のM-1グランプリだ。決勝まで進出したメイプル超合金は同じ男女のコンビということでポスト「南海キャンディーズ」ともいわれ、ブレイクを果たした。ちなみに同年はライブを200本以上こなしていたほか、漫才新人大賞を受賞するなど、実績としては申し分ない状態だった。

その後は、さまざまなテレビ番組に出演するようになり、現在もカズレーザー単独でのレギュラー番組、メイプル超合金としてのレギュラー番組をいくつも抱えている。


カズレーザーの衣装が赤い理由


カズレーザーは、いつも赤い衣装を着用しており、赤い衣装がきっかけでその存在を知ったという人もいるのではないだろうか。

実はカズレーザーは、寺沢武一の漫画「コブラ」の大ファンであり、その影響で赤い衣装を身につけているのだ。赤い服に対する愛着は半端なものではなく、私服通学だった熊谷高校時代から着用しており、家庭教師のアルバイトをしていた際も赤い服で生徒に勉強を教え、さらにはあだ名が「レッド」であるなど、とにかく赤色に対するこだわりが強い。

ちなみに、学生時代に就職活動を行った際には、企業から「服装は自由」と言われたことから全身赤い服を着用して会社説明会に参加したというエピソードも残されている。

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インテリ芸人としての側面も


お笑い芸人としてネタやキャラクターが評判になり、ブレイクを果たしたカズレーザーだが、先述の通り同志社大学出身のインテリであり、さまざまなクイズ番組でも活躍している。

クイズ番組におけるインテリ芸人というと、京都大学を卒業しているロザンの宇治原史規が思い浮かぶのではないだろうか。
宇治原は、まだテレビで見かけることが少なかった時代に、京大卒という学歴が注目され、クイズ番組に出演すると好成績をどんどん残していき、インテリ芸人としてブレイクを果たした芸人だ。お笑い芸人でありながら、ニュース番組のコメンテーターを務めることがあるほか、大学の客員教授を務めたこともあるなど、その学力を活かした活動が特徴でもある。

そんな宇治原にとって、クイズ番組は主戦場といっても過言ではないものであるが、カズレーザーは宇治原に迫る勢いで、クイズ番組で活躍している。

例えば、多くのインテリ芸能人が出演する「クイズプレゼンバラエティー Qさま!!」(テレビ朝日系)の「ヤングインテリ学力王No.1決定戦」に出演した際には、オリエンタルラジオ・中田敦彦(慶応大学卒)、NEWS・加藤シゲアキ(青山学院大学卒)、三浦奈保子(東京大学卒)など高学歴の芸能人を退けて優勝を果たしている。
宇治原とも直接対決のすえ優勝したこともある。

また、「くりぃむクイズ ミラクル9(テレビ朝日系)」でも、辰巳琢郎(京都大学卒)、宮崎美子(熊本大学卒)などクイズ番組でおなじみの面々がそろうなか、事前のテストではトップの成績を残した。

赤い衣装に金髪という出で立ちからは予想もできないくらい頭が良いカズレーザーだが、そのカズレーザーの強さは閃き力や瞬発力であると三浦は過去のイベントで語っている。

カズレーザーに関しては宇治原もその強さを認めており、「勝てないかもしれない」と他の芸人に語っていたこともあるほど。

宇治原のライバルとも言える存在になったカズレーザーだが、今後も番組で直接対決をすることがあれば、ぜひとも注目したい。






鋭い名言続出


頭がいいという点に関して言うと、カズレーザーはさまざまな名言を残しており、その鋭い発言が評判になることもある。

例えば、恋ができないという悩みを抱えている人に対しては

・(恋を)しなくてもいいのではないか
・好みがわからないと恋愛にならない

と持論を展開。
また、自分に自信がないという悩みに対しては、

・勝てる試合で勝ち癖をつける
・個性なんてない

とこちらも鋭い回答を残した。

その他にも、

・辛い仕事もお金がもらえるなら屁でもない
・仕事の基本は勘違いし続けること
・女子力なんてウソ
・人間どうせ幸せになる

など、悩みに対して数々の回答を残している。

回答を見てみると、妙に納得できるものやハッとさせられるものも少なくないのではないだろうか。芸人としてのおもしろさはもちろんだが、こういった鋭い発言もカズレーザーの魅力の1つだ。

NGT48 中井りかとのやり取り

鋭い発言というと、NGT48の中井りかに向けられた言葉も評判だ。

週刊誌に熱愛が報じられ、「やっちまいました」と発言した中井に対してカズレーザーは中井と共演した番組内で、「(発言は)どういう意味ですか?」「(ファンに)返金するの?」「(返金しないなら)なに言ったってウソじゃん」と真正面から疑問をぶつけている。

これに対して中井は黙り込んでしまったが、一切手加減することなく、聞きにくい質問をぶつけたカズレーザーが話題になった。


ほかにもある規格外のエピソード


ここまで読んで、カズレーザーがこれまでの芸人とは違う規格外の芸人であるということが理解できるだろう。
しかし、まだまだ変わったエピソードがあるので、いくつか紹介する。

ロンハーでのドッキリ

これまで数々の芸能人に対してドッキリを仕掛けてきた「金曜★ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)で、カズレーザーがドッキリのターゲットになったことがある。

これは、若手芸人が弟子入りを志願してくるというもので、1年間にも及ぶ長期のドッキリ。カズレーザーはこの若手芸人を快く受け入れ、飲みに行ったり、ネタのアドバイスを行うなど本当の師匠のように対応していた。

そんななかで、この弟子入り志願が実はドッキリだったと明かされることになるのだが、カズレーザーは、特に怒るわけでもなく、これからも同じ関係を続けていきたいと、寛大な心で許している。

ドッキリというと最後は「勘弁してくださいよ~」という展開がお決まりとも言えるが、カズレーザーは予想外の反応を見せてくれた。

彼女がオークションで

カズレーザーが女性と同棲していた時、家のものがどんどん無くなっていくことがあった。腕時計にはじまり、音楽プレーヤー、漫画、さらには買ったばかりのゲーム機までも。

当初は空き巣を疑い彼女にも注意するように伝えたが、ある日彼女のパソコンにネットオークションの履歴があることに気づき、そこで無くなったものが販売されていることを知った。

結局のところ、カズレーザーが家にお金を入れていなかったことが原因で、オークションで販売を行っていたそうだ。

月収を隠さない

芸人がブレイクを果たすと給料が一気に上がったということが番組などで取り上げられることがある。多くの芸人はその額を語りたがらないが、カズレーザーは包み隠さずに発表してしまう。

ちなみに、2016年の8月に行われたイベントでは7月の給料が82万円だったことを明かし、2016年9月に出演した番組では月収が113万円であったことを明かしている。


今回はメイプル超合金のカズレーザーの経歴やエピソードを紹介してきた。その見た目のインパクト、頭の良さ、鋭い発言など他の芸人とは一線を画する規格外とも言える芸人だ。さまざまな番組に引っ張りだこの状態のカズレーザーだが、今後どのような活躍を見せてくれるのか、非常に楽しみだ。
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