ここ数回、500円ランチがどうのこうのという話ばっかりで、「人情社長の熱血奮闘記」でも見せられているのかよ!? 状態だった本作。
樫村徹夫(仲村トオル)は、いい社長なんだろうけど、そんなことやってていつになったら130億円返せるんだよ……という気持ちになっていたのだが、やっぱり世の中はそんなに甘くなかった!
130億円の含み損を抱えて、潰れる寸前ともいえる「デリシャス・フード」だが、人気フランチャイズ・ブランドなど、部分的にはまだまだ魅力的な資産を持っている。
ここに来て、潰れる前にその「おいしい部分」をかすめ取ろうという連中がワラワラと集まってきた!

ヤバそうな連中が群がってきたぞ
ビジネスドラマということで、『半沢直樹』みたいに、ひとつの巨悪を設定して、最終的にそいつへ「倍返し」するのが目標のドラマなのかと思っていたのだが、そうではなかったようだ。
「助けてあげるよ!」という顔をして近づいてくるヤバそうな連中の嘘を見抜き、誰が本当のことを言っているのか、誰と手を組めば会社を建て直せるのか!? ……というドラマなのだろう。
今回、「デリシャス・フード」周辺に群がる連中が、何を狙っているのかというのが次々と明らかになったのでまとめてみよう。
・「デリシャス・フード」創業オーナーだった結城伸治(池田成志)