
――【BOYS AND MEN】インタビュー前編より
――カップリングの「あなたに出逢えたこと」は、ナオト・インティライミさんの提供曲ですが、どういうきっかけで?
水野:3年前に名古屋のフェスでご一緒させていただいたのですが、その時のことが印象に残っていたみたいで、僕たちのオファーを快く受けてくださいました。わざわざ書き下ろしてくださって。
田村:僕たちからは「大きな愛をテーマにしてほしい」ってお願いしました。
水野:そう、作ってくださった曲のデモがナオトさんの声で録音されていたので、聴いた瞬間に「これ、そのまま(ナオトさんの声で)出したほうがいいじゃん!」ってなりました(笑)。
田村:満場一致で!
水野:サビの歌詞をあえて全部一緒にしてるので覚えやすいし、“あなた”は恋人じゃなくて恩師とか上司とか、誰にでも当てはまる。だからいろんな人に共感してもらえるんじゃないかな。

――水野さんは誰を想って歌ったんですか?
水野:僕はレコーディングの時、両親を思い浮かべて歌いました。今はファンのみなさんに支えられていますが、活動を始めたころはファンもいないし、応援してくれたのは両親だったので。そこはちゃんと感謝しないといけないなと思って。
――歌詞で共感した部分はありますか。
田村:“始めなければ始まらないし”って部分ですね。僕はサラリーマンをやっていたんですけれど、自分の夢を追う勇気がなくて、3年間、会社を辞められずに窮屈な社会人生活を味わってきたんです。だから、この歌詞を歌うたびに共感しちゃう。今、窮屈な生活をしてる人に、なんとか伝えてあげたいなって。
――歌詞の冒頭で、主人公は自分のダメなところを挙げているじゃないですか。隣の人のダメなところって?
小林:田村は、人の顔の前でオナラするんですよ! 強烈すぎて唖然として、何もリアクションできなくなるんです。
田村:僕、いたずらっ子なので(笑)。(水野)勝のダメなところは、撮影中に、僕の下半身を見えないように触ってくるところ。だから、つい変な顔で撮られてしまうという……。
水野:こいつ(田村)も触ってくるから! (田中)俊くんは、ルーティンで朝、5時とか、めちゃくちゃ早く起きるんです。移動中にずっと映画を見ているんですけれど、早起きだからすぐに寝落ちして、大事なシーンを見逃してるんです。

田村:あー、それ、メンバー全員が気になってる。
田中:今日も名古屋から新幹線に乗って、30分くらいで寝落ちしました(笑)。起きて巻き戻して、また寝ちゃって。今日だけで1本半くらい見られるはずなのに、まだ1本見終わってなくて(笑)。
田村:俊ちゃんそれ、イラッとしてるでしょ(笑)。
田中:イラッとしてたらブチ切れるけど、そうじゃないんだよ。モヤモヤする感じで……。
小林:共演者の女の子からも「女の子みたい」って、よく言われます。女の子たちと盛り上がりすぎて、気付くとメンバーが10メートルくらい後ろに引いてたり(笑)。
――(笑)。そして「つっぱりパッショネイト」は、ボイメンらしい名古屋弁をフィーチャーした曲。歌詞に出てくるおススメの名古屋弁を教えてください。
水野:僕は“しゃこう”です。
小林:僕は出だしの“どえりゃー”ですね。今どき、河村名古屋市長くらいしか言わないんだけど、有名ですよね(笑)。だからこそ、この曲のポイントにもなってるんじゃないかな?
田村:“世間じゃパリピはParty People”ですね。
水野:それ、名古屋弁じゃない!
田村:アハハ(笑)。“まーでっかい”の“まー”です。プライベートでもよく使うんです。“まーいい加減にせーや”とか。
小林:たむたむ、“まーいい加減にせーや”って言うの? 恐いよ(笑)。

田中:僕は、“期待に応えよまい”の“まい”ですね。
小林:俺も使ってみようまい!
一同:アハハ(爆笑)。
――そして1月には、故郷に錦を飾るべく、ナゴヤドームでの単独ライブが決まりました。
小林:やっぱり夢のひとつだったので、嬉しいです。僕らにはまだ、チケットを売り切るのは難しいかもしれないけど、今回は挑戦。不安もあり、楽しみもありという感じです。
水野:“夢祭り”というタイトルなので、“あー、ボイメン知ってる。ちょっと見に行ってみるか”って、僕たちのファンだけじゃなく地元の方たちに地域のお祭りみたいに気楽に来ていただける感じにしたくて。僕らは歌って踊るだけじゃなくて、コントとかいろんなこともやるので、ファンじゃなくても楽しめるはず。ファンのためには、ドームならではの派手な演出を考えているので、楽しみにしていてほしいです!
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