数々のセレブを顧客に持ち、影響力がある人物として「アメリカン・インフルエンサー・アワード」を昨年受賞したBritney TOKYO。しかし「英語、超適当(笑)」と、ノリでグイグイいっちゃう人だった。

英語能力ほぼゼロでセレブ相手にネイル
Britney TOKYOが「ノリで」単身渡米したのは13年前。金なしコネなし英語能力なしの状態で、どうやってネイルアーティストになったのかは番組をご覧いただくとして、現在の仕事相手がとにかく豪華。アリアナ・グランデ、ケイティ・ペリー、リタ・オラ、自身の名前の由来になったブリトニー・スピアーズまで、ハリウッドセレブからご指名が相次ぐ。
ネイルの仕事は店舗を持たず、依頼を受けて自宅まで赴く「ハウスコール」というスタイル。13年前に渡米したなら、さぞや英語も上達しているのでは?と思いきや、「勉強にがて(笑)」と、ずっとカタコトのまま。セレブの前でも全く緊張しない。なぜなら「家にテレビ無くてよくわかんない」から。番組ではBritney TOKYOの仕事に密着する形で、スタッフもハリウッドセレブの家まで同行する……!
スタジオには、この収録のために来日したBritney TOKYOが登場。実は、他にも日本のテレビから出演依頼があったらしい。
「なんか、いろんな番組から話があって。
松本人志、小池栄子、設楽統のMC陣を前にしても、まったく動じずにずっとタメ口。冒頭、「正直、かみ合うかすごく不安」と、こぼしていた松ちゃんも、Britney TOKYOの行動力にどんどん引き込まれていく。

言葉が通じないから「どこにいっても同じ」
収録終了後にはBritney TOKYO囲み取材が行われた。番組収録は「楽しかった」と振り返り、密着のVTRには「アプリ通してないから、あぁいう顔だったっけ?みたいな」と笑う。
セレブにネイルを施すとき、ある程度オーダーは受けるものの、ほとんど任せてもらうという(英語がわからないから)。その人のイメージから直感でネイルのデザインを決めるというが、ではMCの三人はどんな感じに?
「松本さんだったらグリッター系。大きめのをキラキラってしたい。小池さんはなんだろう……白とか?清楚っぽく。設楽さんはマットな感じに仕上げたいかも。ワイルドな感じ」
今後ネイルしてみたいセレブは「エリザベス女王とか。女性としてカッコいいから」。
「いろんな国でネイルしたい。ネイルって手先だし、すぐに見えるから、反応がすぐに返ってくる。Wooo!ってテンションがあがるの。どうせ言葉通じないから、やってみたいなぁって思って」
彼女にとっては、言葉が通じないから“行かない”ではなく、通じないからこそ“どこに行っても同じ”なのだ。あれこれ考える前にすぐ動いてしまうBritney TOKYO、「生きてたら勝手にネイルアーティストになってた」という、ノリと直感と行動力を番組で確かめてほしい。『クレイジージャーニー ゴールデンSP』(TBS系列)は11月21日(水)放送。
(井上マサキ)