コオ先生(相葉雅紀)とトキワ(広末涼子)の距離がじわじわと縮まった「僕とシッポと神楽坂」7話。
6話のようにちょっと勘違いしちゃいそうな場面はあったけれど、丁寧に距離を縮めていく二人。

原作ではトキワがご近所さんたちの噂話を「ローカルワイドショー」と呼んでいた
原作
二人きりになった
6話の終わりで熱を出したトキワは、そのまま3日ほど寝込んでしまった。その間、コオ先生が甲斐甲斐しく食事の世話をしにトキワ宅へ通い、大地(矢村央希)が遊びに出かけてしまうと二人きりになった。
コオ先生たちの距離がじわじわと縮まる一方で、完全に破局を迎えたのがまめ福(渚・尼神インター)とフリーライターの名倉(大倉孝二)だった。やはりこの二人付き合っていたのか。
同棲していた時に飼っていた愛犬・ラブの病気を機に再会を果たすも実らず……。
7話のコオ先生
今回のコオ先生は、縁の下の力持ちとして色々な場面で静かに活躍していた。
「トッ…トイレットペーパーどこにしまってあるかわかりません…」
広樹(小瀧望)が激しい便意を催したものの、トキワがいないとトイレットペーパーのありかさえわからない二人。「とりあえずこれ使って」コオ先生はさっとポケットティッシュ(しかも水に流せるタイプ)を差し出して事なきを得た。
相葉くんと小瀧くんのわちゃわちゃシーン出た!として楽しく過ぎていった。
とにかく喧嘩の絶えないまめ福と名倉。一触即発の状況も「いまはラブが悲しむことはやめよう」とコオ先生が仲裁に入った。成功率50%の難易度の高いラブの手術も、頭を下げて手術をお願いし、助手として参加。
トキワ宅では、トキワが行方がわからない夫のことを涙を流しながら話し始めると、コオ先生は持っていたハンカチを差し出した。
「トキワさんってトイレットペーパーみたいな人ですね。いつも当たり前みたいにいてくれていないととっても困る」
広樹の例えは雑だけれど、静かな活躍ぶりはコオ先生も同じではないか。
二人の仲はどうなる
「トキワさん、いっぱいお話しませんか。僕はトキワさんの話が聞きたいです。トキワさんは何を考えて、何を感じているのか、知りたいんです」
丁寧に距離を縮めていく紳士的なコオ先生。
「加瀬先生のお話、聞かせてもらえませんか」コオ先生にしては思い切った発言だったに違いない。文句の一つも出てくるかと思いきや、すらすらといい話ばかりが聞こえてきた。
コオ先生はハンバーグを形成する手がとまり、表情も固まり、何も言えずにいた。
トキワの指には結婚指輪がはめたままなのがなんとも……。
さて、早くも今夜が最終回。予告では加瀬先生の姿があり、コオ先生にも何らや進展がありそう。ハッピーエンド期待するも、泣いている姿もあった。
金曜ナイトドラマ「僕とシッポと神楽坂」第8話は今夜23時15分から放送。
(柚月裕実)
金曜ナイトドラマ『僕とシッポと神楽坂』
テレビ朝日系にて、10月12日(金)スタート 毎週金曜よる11時15分から放送
出演:相葉雅紀(嵐)、広末涼子、趣里、小瀧望(ジャニーズWEST)、渚(尼神インター)、矢柴俊博、矢村央希、アトム、ミーちゃん、大倉孝二、村上淳、かとうかず子、イッセー尾形 原作:たらさわみち『僕とシッポと神楽坂』(officeYOU 集英社クリエイティブ)
監督:深川栄洋(『神様のカルテ』『60歳のラブレター』)ほか
脚本:谷口純一郎、国井桂
音楽:林ゆうき
ゼネラルプロデューサー:三輪祐見子(テレビ朝日)
プロデューサー:都築歩(テレビ朝日)、松野千鶴子(アズバーズ)、岡美鶴(アズバーズ)
制作協力:アズバーズ
制作著作:テレビ朝日
公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/shippo/